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浄蓮の滝観光センター@静岡【伝説の生わさび丼】

中伊豆の旅といえば、ほぼ必ず寄るある二箇所の施設があります。
今回は、はっきり言わせていただきます❗️
中伊豆に来て生わさびを食べない(買わない)旅は、白米しか食べない焼肉バイキング😱
わさびは隠し味調味料…そんな概念を変えてくれたのはあの場所でした。
まずは一か所目、浄蓮の滝観光センターのおてなみ拝見。

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道の駅と負けず劣らず

国道414号線は沼津と下田を結ぶ道。
海に向けて半島を縦断している道路でほぼ山、山道です。
途中にある大きなお店といえば道の駅くらい。(いくつかあるのでまとめて訪問しやすい)
そんな中、道の駅に負けないお食事&観光スポットが浄蓮の滝観光センターです。

お土産を買うなら車で数分の道の駅天城越えがおすすめなのですが、浄蓮の滝にも結構売っています。

いのしし飛び出し注意の看板が気になって見ていましたが、
横の階段から飛び出してきたのは…人でした😄

ただ少し渋め…?
佃煮系とかお茶、ポストカードとかおまんじゅうとか…ザ★昔ながらの観光土産が売ってる感じです。

若者向けお菓子というとあの辺りかな?伊豆うさぎ。
冷やしてもおいしいよ🐰

ただ、私の目的はお土産じゃなく…
伊豆天城産生わさび食べ放題!😍

(悲報)生わさび食べ放題終了

そうなんです。
見出しで先にネタバレしちゃいましたが、私が毎回楽しみに目当てにしていた生わさび食べ放題はいつのまにか終了してしまったそう。
(コロナとは関係なくその前になくなっていたそう)
悲しいけど、伝説のあの生わさび丼の美味しさを記録に残したくブログで書かせてください。。。🥲

以前は食堂の前にこの看板がドーンと掲げてありました。

天婦羅御前とかも美味しそうなんですが、ここでは必要ないんです!
なぜなら、食事利用者は生わさび食べ放題。
以前は白米が150円だったので激安でご馳走が食べれたのです。(流石に悪い気がするのでご飯だけは頼まなかったけど…)

そのわさびですが、食堂に惜しげもなく沢山置いてありました。

買ったら一本1000円近くはする生わさび。
で、これを置いてある巨大おろし金で優しく円を描く様に擦って、お蕎麦にご飯にかけ放題!(でした😭)

わさびはすり方でだいぶ見た目も味も変わります。
私が擦った左のポロポロわさびはめちゃくちゃツーンと辛かった🤣
右のは食べると甘みがあり後からツンっと辛味がくるお上品な味でした。(笑)
でもいいの。たまには荒々しい辛さを味わいたい時だってあるのさ。😗

で、私が最後に生わさび食べ放題を体験した2018年の食事メニューがこちら。

豪華な天ぷら山菜そば膳1350円(2018年時点)
なんだよ、結局お膳食べてるじゃん😗…というツッコミは受け付けません。
棗さん、安く美味しくは大好物ですが豪華なのも同じ位好き❤️🤣
山旅って山菜蕎麦とか食べたくなっちゃうんだもの。

で、こちらが声を大にしてお薦めしたかった本題のメニュー。
かけそば600円にご飯大盛り200円。(2018年時点)

ところで、先ほどから当たり前のようにわさび丼と言い続けていますがわさび丼を知らない方のために、簡単に補足です。

わさび丼とは

ホカホカご飯にかつお節をオン。
かつお節がユラユラ踊ってるうちに、すりおろしたての伊豆産の生わさびをたっぷりのせ、少量のお醤油をかけてお口いっぱいに頬張るとなんとも言えない甘みの後に来るわさびのツーンとした辛みで幸せになれるご飯。
その後、ネギや天かす、お漬物やわさび漬けをチビチビ乗せながら味変を楽しむ、伊豆のご当地グルメのこと。

引用:natsumedia

つまり…こう❗️

チューブわさびとは比べ物にならない甘みと優しさのあるわさび。
刺々しさがなくて、伊豆天然水で大切に育てられた箱入女って感じです。
あくまでも主役は生わさび。
こんなに沢山食べても怒られません!(でした😢)

生わさび Feat. わさびごま
などなど、コラボし放題。

…とまぁ、今となっては夢のようなお話なんですが、この凄さイメージが伝わらない方のために通常生わさび付きの定食ってどれ位なのかお伝えすると、これくらいのんでも一本ついてきたらお蕎麦でも1000円近くします。

このお蕎麦は別のお店のものですが麺がめちゃくちゃ好みでまた食べたいのですが、どこで食べたか忘れてしまいました。。。😭

とりあえず、生わさびは本来高く孤高の存在なんだということは伝わりましたか?
ちなみに、浄蓮の滝のセンターでは食べ放題が無くなっただけで普通に生わさび丼など注文できるので、まだ食べたことない方は是非チャレンジしてみてほしい。

2020年時点では、天ぷら山菜そばは1450円
生わさび丼(ミニ蕎麦orうどん)は1100円
ここ2年の間で消費税増税やコロナなど色んな事情がえるので、食べ放題廃止も値上げも仕方ないというより当然のことと思って受け入れます。

だって…天城産の生わさびが美味しいことには変わりがないんだもんね❤️🐰✌🏻

建物の外には大きなわさび、サビちゃんがいるので見つけてください。

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演歌界の聖地、浄蓮の滝

もう一つ、そもそも浄蓮の滝といえば世間的にはわさび丼よりもこっちのイメージの方が強いのでしょうか?
石川さゆりの名曲天城越えの歌詞で出てくる浄蓮の滝
本当にそういう名前の滝があります。
施設の裏の遊歩道を下っていくととても良い絶景スポットに巡り会える。

その遊歩道は今回の宿泊予定地、湯ヶ島にいた安藤藤右衛門さんが私財を投じて作ってくれた。
そのおかげで観光名所として人気が出たそうです。

…というようなことが書かれている。(↑写真)

階段を200段位降ります。
私もそんなにしょっちゅうは行きませんが…せっかくなので記念に一度は見ることをお勧めします。

遊歩道はしっかり整備されていて歩きやすいので、年配の方も沢山降りていました。

マイナスイオン、どーーーん💦💦💦

高さは25m。水量が多いのか水しぶきがすごく真っ白に一直線に描かれた滝。
このすごい量なのに不思議と滝壷あたりは浅そう。
奥日光の湯滝みたいにこのまま水は常にどこかに流れ出てるのでしよう。

苔生した感じがまた特徴的な景色を生み出します。
滝の横には天城越えの楽譜が刻んであります。

この浄蓮の滝は藤右衛門さんが遊歩道を作るまでは断崖と深い自然に阻まれて簡単に人が近寄れない神秘的な場所だったらしいです。
そして浄蓮の滝には女郎蜘蛛伝説があります。

女郎蜘蛛伝説とは

昔農夫が滝の近くを耕しにきました。休憩をしていると1匹の大きな女郎蜘蛛が足に糸を巻きつけてきたので、その糸を近くの木の株に巻きつけ仕事を再開しようとしたら突然大きな地震が起きてその切り株が滝壺に飲み込まれてしまいました。
きっと滝の主は女郎蜘蛛だと噂がたち、滝壺に引き込まれるところだったお〜怖っ!と農夫はどこかに逃げて行きました。
その後遠くから来た噂を知らない木こりが周りの木を切っている時に誤って滝壺に斧を落としてしまいました。
斧を探しに飛び込むと妖艶な女が現れ「私はこの滝の主の女郎蜘蛛。斧は返してあげるけど他の人に喋ったらダメよ」と言った。
長い間約束を守っていた木こりさん。年月がたちうっかり忘れてついポロッと人に話してしまったところぽっくりあの世へ…
引用:natsumedia

え〜と、、女郎蜘蛛さん自分から名乗らなきゃ良いのでは?とか、木こりさんは老衰だったのでは?とか諸々突っ込みたくなる点はさておき、ジョロウグモって本当にいるんです。
デカイ…そして黄色と黒と緑のすごい派手な色。
以前牧場で見かけたことがありますが、家で見かけたら失神します。🕷
まぁ、人が少ない自然の中で静かに暮らしているのでこちらが荒らしに行かなければ害はないのでしょう。

浄蓮の滝への道ですが、外の階段ともう一つ施からも降りる階段があります。

しこも、ロッカーがあるので荷物が多い人はここに預けて身軽になって散歩できます。

浄蓮の滝観光センターの詳細

数えきれない位来てた割に、お土産をあまり買わない棗さん。
今回は海老名SAでしっかり食べた後なのでタイミングが合わなかっただけなのですが…やっぱり個人的には生わさび食べ放題が1番の楽しみだったので残念です。
いつか復活するかもしれないしこれからも寄りますが❤️
〒410-3206 静岡県伊豆市湯ケ島892−14
0558-85-1125
営業時間
売店:8:30〜16:30
食堂:10:30〜14:30(ラストオーダー)

電車・バスで
東京・名古屋・三島方面から
JR三島駅から伊豆箱根鉄道へ乗り換え、
終点修善寺駅より東海バス河津行きまたは
昭和の森会館行きでバス停「浄蓮の滝」下車。

伊豆箱根鉄道 三島駅から修善寺駅 約40分
東海バス 修善寺から浄蓮の滝 約35分

南伊豆・東伊豆から
伊豆急行河津駅より東海バス修善寺行で
バス停「浄蓮の滝」下車。
東海バス 河津から浄蓮の滝 約50分

車で
東名高速 沼津ICから
国道136、414号経由 約1時間30分

公式サイト

おまけ

中伊豆は本当にわさび園が多いです。
以前道に迷い奥まったところに出た時、わさび園にで会いましたが大切に、大切に農家さんの愛情を込めて育てられているのがよくわかる景色でした。

これだけ生わさび言ってるのに買わないのかって?
実は…買うならここって決めているところがあるんです。
それは次回のお楽しみ〜☺️

浄蓮の滝観光センター、結構なおてまえでした★

棗 一期: 姓は棗(なつめ)名は一期(いちご)。 ななつの目(①視覚②聴覚③嗅覚④味覚⑤触覚⑥直感⑦閃き)で、 一期一会を楽しみながら、旅を楽しむ! なんでもない日常や失敗も、全てが想い出、全てがネタ! 人生楽しんだもん勝ち!