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神田明神の甘酒飲み比べ@東京【天野屋vs三河屋】

以前、神田明神に出かけた時に見つけて気になっていた2つの甘酒屋さん。
店頭写真とお店の歴史だけ調べましたが、やっぱり飲まなきゃ!
神田明神に行ったら寄りたい甘酒屋さん。
あなたは天野屋?それとも三河屋
神田明神の歴史ある2大店舗のおてなみ拝見!

この門から神社までの間に2軒も甘酒屋さんがあります。
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甘酒について

お店の紹介の前に甘酒について少し書きたいと思います。
実は棗さん、甘酒嫌いだったんです。
子供の頃は下町に住んでいて冬になると大人から甘酒を飲まされましたが、これがまた…なんとも言えないお酒臭い大人の味で全然美味しいと思った事がなかった。
それなのに何故今?
その答えは…身体にいい事したかったから。

甘酒のチカラ

甘酒は飲む点滴と言われて言われており、食物繊維やオリゴ糖、ビタミンB1、アミノ酸と聞いただけで身体に良さそうな栄養がたっぷりらしい。
健康にも美容にも良いなら飲んでみたい。
そしてせっかくなら美味しい甘酒が飲みたいのです!

甘酒の種類

実は甘酒には種類があり米麴甘酒酒麹甘酒があるそう。
米麴甘酒は、米を蒸して発酵させた米麹を使った甘酒で、アルコール度0%でおかゆの様なドロっとした飲み物。
対して酒麹甘酒は、日本酒を作る過程でできる搾りかすに水と砂糖を加えた甘酒で、アルコール度も8%前後とのこと。(私が子供の時に飲んだのは酒麹だったのかも?)
天野屋さんも三河屋さんも、米麴甘酒とのこと。

1846年創業の天野屋

まず最初に入ったのは、神田明神の鳥居の横にある甘酒茶屋天野屋。(こちらは鳥居側から入れる売店)
中でお店は繋がっていますが、茶屋の入り口は中山道側にあり緑に囲まれてます。

店内の様子

中に入ると、賑やかで可愛らしい雰囲気。
店内左側はが見える窓側テーブル席になりますが、他のお客さんがいたので今回写真無し。
私は入口すぐのカウンター風の席に座りました。

アクリル板も全席に設置されていました。

店内の至るところに古道具

有名なお店の様で、情報誌や有名人の写真が飾られてます。

メニュー豊富な甘味処

天野屋さんは女子が好きな甘味処が沢山揃っています♡
甘酒を飲みに来たのに、あんみつも美味しそう…

白玉、くず餅、ところてん、味噌おでん…

味噌おでんとか頼みたくなっちゃいました(笑)
そんなアレもコレもで悩める棗さんにぴったりの甘酒セットを発見しました!

この後、三河屋さんへ寄る事を考えるとここであまり沢山食べれない。(本当は神田神社の甘酒も…3軒ハシゴしたかったな〜)
…で、選んだのがこちら。
冷やし甘酒+ミニくず餅(4切)755円

この甘味処でオヤツ食べてる感…テンション上がるぅ。

実食!くず餅&たくあん

以前調べた時には、もろみ味噌がついてくるって書かれてましたが甘酒単品の場合みたいです。
こちらのセットではたくあんでした。

少し酸っぱさのある爽やかなたくあんでポリポリ美味しいの!
そしてくず餅
お店の女将さんが持ってきてくれた時に、2つの忠告がありました。
その1つが「よ〜く蜜と絡めてね!きな粉が喉についてむせちゃうから」とのこと。
(ちょうどお腹空いてたしものすごい勢いでガッツいて食べそうに見えたのかしら?汗)

女将さんのご忠告により、よ〜く黒蜜と絡めて食べたのできな粉でむせる事はありませんでした。

実はくず餅って初めて食べたのですが、想像していたよりもしっかり硬めの弾力がありますね。
くず餅自体に甘味はなく、黒蜜ときな粉のさっぱりしつつもしっかりとした甘味、そして黒蜜の香ばしさが後から口の中でほのかに香って美味しい。

天然の甘味、冷やし甘酒

そして女将さんのもう1つの忠告は「くず餅を食べる前に是非甘酒を先に飲んで」でしたが、
天野屋の甘酒は化学添加物を使わず米と麹だけで作られています。
不思議なほど甘いのですが、やはり黒蜜きな粉の後だと最初に飲むより少し甘味が弱くなります。
とにかく繊細な甘味を味わうには、まず最初に飲むのがおすすめの甘酒。

食感は米がドロドロに溶けたお粥の様なでんぷん質が溶けた感じですが、意外にも口の中にネバネバは残らないほのかな甘さでメープルシロップの様なあっさり軽い口触りが特徴的でした。
トロミがいつまでも冷たくて、暑い日でも喉ごし爽やか。
私が子供の頃に飲んだ記憶の甘酒とは全然違って、とても美味しかったです。

店内のあちこちに大小タヌキが隠れんぼしてるので、探してみよう。

甘酒茶屋天野屋の詳細

東京都千代田区外神田2-18-15
03-3251-7911
営業時間:10:00〜17:00(L.O15:30)
※火曜定休と夏休みあり
公式サイト

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1616年創業の三河屋

もう一軒は鳥居の中、隨神門近くにある三河屋綾部商店。
なんと徳川幕府と縁のある商人が将軍と一緒に三河から江戸に上京して始めたそうです。
すごい歴史のお店 !

店内の様子とメニュー

こちらは普通の商店という感じの店内で、半分のスペースが飲食コーナーになってます。
メニューも少なめですが、改まって飲食店に入るって感じではないので手軽に休憩で甘酒一杯だけ…とかでも立ち寄りやすい。

実食!酒まんじゅう

三河屋さんではホカホカ出来立ての酒まんじゅうと冷やし甘酒を注文しました。

一皿2個入りで300円の酒まんじゅう

皮がしっかり中は水気がない軽い生地で喉が乾くタイプ、割るとほのかにお酒の香りがします。
あんこはこしあんで甘味が少なくさっぱりと食べられるので、2個でもサラッといけます。

生姜パウダーの冷やし甘酒

天野屋さんと比較をしたかったので、三河屋さんでも冷やし甘酒にしました。
延寿甘酒 350円

胡椒のような小瓶も一緒にきますが、こちらは生姜パウダーです。
天野屋さんと比較すると、三河屋さんの甘酒はさらさら。
最初の一口は少し薬っぽい感じのクセがあります。

生姜パウダーはお好みでかけますが、これが最初に感じたクセが生姜パウダーといい感じに混ざり合いスパイシーで美味しくなります!

食感は、基本液体ですが下にしっかりとした米の形のままの米麹が沈んでおりスプーンですくい食べてる感じです。

三河屋綾部商店の詳細

東京都千代田区外神田2-17-3
03-3251-7086
営業時間:9:00〜18:00(月〜土)
三河屋綾部商店 食べログ

結局は、好み?!

タイトルでvsなんてつけてみたものの、どちらも甲乙付け難い!(汗)
否、わざわざ甲乙つけるものではありませんでした。
どちらのお店の甘酒も特徴があり、結局は皆さんの好みの問題かと思います。
因みに棗さんの好みとしては、おやつで飲むなら甘い天野屋さんの甘酒。☕︎
毎朝起きがけで飲むなら生姜味の三河屋さんかなぁ。☕︎

このあと地元のスーパーで売ってた甘酒を買って飲んでみましたが…当然ながら2店舗の味には敵いませんでした。
今後は神田明神にお参りに行ったら甘酒は必須です。
(次回は神田神社の中の甘酒を飲んでみたいと思います)

※2021/10/02追加、神田神社売店の甘酒飲みました!
良かったらこちらもご覧ください。

神田明神の2大甘酒店、大変結構なおてまえでした★

棗 一期: 姓は棗(なつめ)名は一期(いちご)。 ななつの目(①視覚②聴覚③嗅覚④味覚⑤触覚⑥直感⑦閃き)で、 一期一会を楽しみながら、旅を楽しむ! なんでもない日常や失敗も、全てが想い出、全てがネタ! 人生楽しんだもん勝ち!