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吉見百穴@埼玉【マンホールカード&埼玉名菓五家宝】

埼玉県は広く都心近くは住宅地や商店街があり住みやすそうな街ですが、川越より奥に行くと山の多い地域。
そして、さらに奥の比企郡はとても広く古墳が多い地域になります。
以前マンホールカードをもらったふじみ野市にも発掘中の古墳があったり、実は埼玉県は古墳の県らしい。
そんな事を教えてくれたのは、吉見百穴での一期一会でした。
いざ、吉見百穴のおてなみ拝見!

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「吉見百穴」とは?読み方は?

吉見百穴の読み方は、よしみひゃくあな
ひゃっけつとも読むらしいのですが、地元の人はひゃくあなと読んでいましたし、吉見町の公式サイトやバス停でももひゃくあなと読まれています。
しかし、国指定文化財等データベースではひゃっけつで登録がされていて、どちらも正しいらしい。

駅からはかなり距離がありますが、東松山駅からバスで「百穴入口」で降りれば徒歩5分ほど。
道の途中にある吉見百穴への案内看板に従って進むと到着❗️

そもそも吉見百穴がなんなんかも知らずにやってきましたが、名前の通り数百の穴があります。
その穴、実は約1400年以上前の古代の横穴式のお墓
しかも、現在確認されている横穴は219基
明治時代に大発掘が行われ、人骨や土器などが発見されており、大正12年には国の史跡に指定されました。

小高い山の麓に窓口があるので、大人300円を払い入場。

マンホールカードもこちらで貰えます😊

入場時間は8:30〜16:30
マスク着用、消毒も忘れずに❗️

中に入ると山の斜面に沢山の横穴…
(苦手な方は飛ばしてください🙇‍♀️)
私は若干トライポフォビア気味なので、一瞬ゾゾっと😱
しかも看板のイチゴのキャラクターよしみんの頭もよく見ると穴…😱

一旦心を落ち着けるため、入口横の休憩所へはいると、よしみまち観光スタンプラリーを発見。😙

スタンプ見ると癖で押してしまう😅
(この近くにある道の駅よしみも対象箇所でした。)
さて、勇気を出して穴を見にゆくぞ❗️💪🏻😠

プチ山登りで見る、一面の横穴

吉見百穴は小高い小山、丸々観光スポットです。

観光案内マップを見ると他にも近くに横穴群があるみたいですが、吉見百穴が一番大きそう。😳
イマドキ最新技術で、QRコードから音声ガイドも聴けます。
雨風にさらされてボロボロですが、一応上のは読み取れました。(読み取れたけど真っ白なページ😅)

2つくっついた様な山⛰⛰で、真ん中の階段から頂上まで登る事ができます。
せっかく来たんだから、登って穴を観察しよう❣️

よく見ると、山の上下左右で違った穴の並び方や穴の型など規則性があり、これは掘られた年代や身分の違い、グループの違いがあったのではないかと言われています。
各箇所にかなり細かい説明書きがあるので、読んでいくと面白い📝

横穴を作るのには、時間も人手もお金もかかる事からも地元の有力者など身分の高い人が葬られていたのではないかと言われています。
ピラミッドみたいですね。

階段を登りながら一部の穴の中を覗くことができます。
(入れるけど怖くて入らなかった…😂)

中を見ると台座があり、ここに遺体が置かれていたそう。
歩いていると、落とし穴状態の縦穴発見。
掘り方を間違えちゃったのかな?🤣
(危ないので埋め埋め🕳💦)

こんなにしっかり固そうな岩肌を綺麗に掘るのは大変だったと思いますが、よくここまで壊れずに残っていましたね。
入口もしっかり四角のまま残っているのが凄い‼️😳

この四角い穴、中から見るとこんな感じ。
結構外の光が入ってきますが、遺体とか傷まなかったのかな??

…というか、昔にこの辺り一体には遺体があったかと思うと…😱
普通に見学できるって事が凄いですよね。

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頂上からの見晴しとやさい直売所

百穴を見ながら頂上に着くと、急に山景色に変わります。

周りに高い建物がないので、とても良い見晴らし😊

案内板から予想すると、春は桜が観れるのでしょうか?🌸🌸🌸🌸
秋冬は落ち葉の絨毯でふっかふか🍂🍁🌰☺️

子供の頃はよく山遊びをしていたので懐かしくてワクワクしてくる⤴️⤴️⤴️
うさぎ🐰出て来ないかな〜♪なんてワクワクしてたら…
ヘビ・ハチ出没注意⚠️😱

この時期はいいけど、夏行く時は要注意⚠️💦
そして、山頂には謎の小屋があり、やさい直売所のノボリを発見。

小屋の前に行くと無人の直売所になっていましたが、なぜか撮影禁止のステッカーがあったので、やめておきました。
他にも手書きの注意書きとかあったけど、少しクセのある変わった雰囲気でした…😅

山の中には、「地下軍需工場」跡地

頂上を歩いていると普通の山なのですが、よくよく考えてみたら足の下には空洞が沢山。
お墓の横穴もですが、なんとこの山の中には大きな地下軍需工場があった跡地があります。
先程の穏やかな落ち葉景色🍂からは一転して、おどろおどろしい見た目の大穴。

当然中は真っ暗。
地下軍需工場跡地の穴は2つありますが、現在はどちらも立ち入り禁止になっています。
数年前までは中に入れたそうですが、崩落の危険など安全面の問題で現在は入れません。
(入れたとしても怖くて無理。。。😱)

因みに、吉見百穴入口入ってすぐの方の地下軍需工場跡地穴は少しだけ奥に入る事ができます。

ずーっと先まで続くトンネル。
奥に一つ灯りが見えるだけであとは真っ暗。
所々にある横穴もどうなってるのかわかりません。

ここでは空襲を避けながら航空機の部品を製造していたそうですが、中は横穴で碁盤の目の様に繋がっているそうです。
一生懸命山を掘って作った工場…しかも軍事用の飛行機…
なんだかお墓の横穴よりこちらの方が、背中がヒヤリとする空気を感じました。😨

天然記念物「ヒカリゴケ」の自生地

軍需工場とは別の狭い穴を発見👀
ヒカリゴケ

この穴の中にはコケが自生地していますが、太陽の光に反射して黄金に輝くことから「光ごけ」と呼ばれています。
普通のコケとは細胞レベルで違いがあり、昭和3年に天然記念物に指定されました。

乾燥している時より湿度が高い時に良く光るらしい。
(もはや水分で光ってるのでは…?😂)

普通は標高1700m以上とかなり高く暗く湿った場所に生育しているらしいので、こんな場所で見れるのは珍しい❣️
早速、初・ヒカリゴケ体験❣️👁

(おそらく荒らされない様に、中には入れない様にして覗き穴だけあります。)
中は、光って…?

いる様に見えなくはない?
昼夜暗い洞窟の中で過ごしていた工場の人達には、よく光って見えたのかもしれません。
ヒカリゴケの前にトイレがありますが、ここで見つかった土器や勾玉の写真が展示されています。

マンホールカード巡りのついででしたが、見どころが沢山あったので30分ほどかけてのんびりの滞在でした。

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埼玉名菓「五家宝」を食べてみた

入口すぐに2つのお土産売り場があります。
1つは普通の土産売り場。
もう1つは食事もできる茶屋みたいなお土産屋さん。 

こちらの店頭で見つけた古銭ガチャに挑戦❗️😁
(他にも化石や宝石ガチャもあります)

出てきたのは最後の一個。
寛永通宝四文銭1769年〜

レア古銭でプレミアついて高く売れたら良いのにな〜と、期待して調べるも…
200円では邪な棗さんの野望は叶わず😫
🍓「…ちぇ😗」
そんな、マゴマゴしてる様子を見てお店の方が出てきて声かけられました。
この方が、比企郡はとても広くて百穴が他にもある事や、ここまで大規模な発掘調査をしてるのは吉見百穴くらいだと地元情報を色々教えてくれた女将さん。
そして、今回1番の一期一会がこちらの五家宝❣️

お店の方から「うちの五家宝は軽くて食べやすいって言われるんですよ〜」と言われましたが、そもそも五家宝を食べた事がない私…😅
五家宝とは何者ぞ⁉️

五家宝とは?

・五家宝=読み方はごかぼう
・おこしを水飴で練り固め、きな粉をまぶしたもの。
・原材料の五穀から、五穀豊穣を願い「五家宝」と名付けられた。
・埼玉の一部の小中学校では給食に出ることもある

説明を見る限りきな粉棒みたいなものを想像しましたが、お店の人が口当たりを推す通り、断面はフワフワしてそう。
さらにこちらではチョコ抹茶クランベリー、季節限定のゆずなど若い人が好きそうな味もあり種類豊富❣️

一本110円なので、チャレンジしてみよう😋
一本だけなのに、店内でお茶まで入れてくれました🍵

五百円玉くらいの太さで、食感はきな粉棒みたいに歯にくっつく感じはなく想像よりもフワフワしていました。
ひなあられに入ってる米粒の形のフワフワしたやつやパフを寄せ集めたみたいな食感。
その周りにたっぷりのきな粉と、中の甘酸っぱいクランベリーの味がよくマッチして美味しかった〜😋
お茶に合うしちょっとしたプレゼントにも良さそうな埼玉のご当地お菓子。

その他、こちらではうどんや蕎麦など食事メニューがあります。

蕎麦もうどんも粉の名前が書いてあり、外には手打ちうどん、手打ちそばのノボリが出ていたので店内かこの近くで打っているのかも⁉️
味噌おでんも自家製味噌などこだわりの味がありそうですね😋
その他、甘味やお酒も販売しています。

こちらのお店で勾玉や埴輪を販売していますが、勾玉は入口の施設で350円で体験でき安くてオススメと教えて頂いたので帰りに寄ってみました。
勾玉の石をヤスリで削って紐を通すだけなのに1時間半程かかるらしい。
因みに女性よりも男性の方がこだわりが強く、あーでもこーでもない…とかなり時間がかかるらしい。
統計的に女性の方が大雑把な人が多い❓🤣
「時間制だから先に予約した方がいいよ〜」とのことでしたが…この情報を知ったのが帰り際だったので、時既に遅し😅

予約必須!「勾玉づくり」体験

勾玉や埴輪作成は入口入ってすぐ右手にある、吉見町埋蔵文化財センターで体験できます。

コロナ禍以降は休止中の体験もありますが、勾玉(普通)はやってます。
…が、なんと数十分の差で間に合わず😭

誰もやってる人いなかったし、数十分遅れなので出来ないかな〜?と思いましたが受付不可🙅‍♂️(残念)
流石に2時間待って挑戦する気にはなれなかったので断念。
もし興味がある方は、まず中に入ったらすぐ時間の確認と予約をして、それから百穴見学をする事を絶対におすすめします‼️

他のお客さんで、以前勾玉作りが楽しかったので埴輪作り体験にきたという方がいましたが、この日は体験休止中で残念そうにしていました。
「勾玉がすごく楽しかったから〜」とずっと言っていたので益々気になるぅ〜😣
できなかった分期待が高まります。

マンホールカード「吉見町A001」

マンホールデザインはもちろん埴輪
そして穴、穴、穴。😱(気が付かなきゃよかった…😂)
埴輪は売店で沢山売っていましたが…並ぶと可愛いね😍

吉見百穴の詳細

埼玉県比企郡吉見町大字北吉見324
0493-54-4541
8:30~17:00(入館は16:30まで)
大人:300円 小学生:200円 小学生未満:無料
約240台(大型可) 無料
東武東上線「東松山駅」またはJR高崎線「鴻巣駅」からバス「百穴入口」下車徒歩約5分
吉見町公式サイト(マンホールカードのページ)

吉見百穴&埼玉名菓五家宝、結構なおてまえでした★

棗 一期: 姓は棗(なつめ)名は一期(いちご)。 ななつの目(①視覚②聴覚③嗅覚④味覚⑤触覚⑥直感⑦閃き)で、 一期一会を楽しみながら、旅を楽しむ! なんでもない日常や失敗も、全てが想い出、全てがネタ! 人生楽しんだもん勝ち!