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道の駅八ッ場ふるさと館@群馬27【共存すること】

きました、道の駅八ッ場ふるさと館❗️
実は今回の旅の1日目に偶然八ッ場ダム完成を知り見学をした時から、ある変化を見届けたく楽しみにしていました。
名前の通り八ッ場ダムから3kmと近くにあったのですがお土産も買いたかったしあえて二日目の帰りに訪問。
ダムとセットで観光地になっているこの駅は2013年開駅で比較的新しいのですが2年前とはあきらかに変わった周辺。
道の駅八ッ場ふるさと館のおてなみ拝見!

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大人気の足湯(かたくりの湯)

至る所に観光要素があって賑やかで明るい雰囲気。
まずは足湯。

こちらは足湯のお湯が溜まってる所で、入れるスペースは別にあります。
…が、人が多く写真が撮れなかったので「高温注意」のタンク写真で後は想像にお任せ。
源泉名は林温泉かたくりの湯との事ですが、かたくりの湯って調べると全国各地にあるのよね。😅
でもこちらの温泉は地元の方用の共同浴場とこの足湯でしか入れないんですって❗️
貴重です、そりゃいつも人が多いわけ。

しかも足湯コーナーからは紅葉が見れたり、寒い時は風よけができたり、ストッキングやズボンのまま入れるビニールソックスが売っていたりと観光客への心遣いや工夫がすごい。(公式サイト記事より)

水陸両用バスツアー

2020年7月から水陸両用バスが八ッ場あがつま湖を走っています。
天候やダムの水位その他諸々の理由で中止する事もあるようですが、水陸両用バスってすごい迫力ですよね。
私は乗ったことは無いけど、湖に突っ込んで走っていく瞬間ってちょっと興奮しそう。😳
水陸両用バスは変わった形(先端が少し尖って船の要素もある)。
意外にタイヤは小さい。
大きなタイヤが見たい方はダム建設の時に活躍した重ダンプタイヤをご覧ください。

沢山の重機と時間を重ねて出来上がった八ッ場ダム。
大きなダム湖は道の駅から見わたせますが、せっかくならすぐ近くにあるダムも見学する事をお勧めします。
ダム好きじゃなくとも興奮すること間違いなし❣️

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楽し珍し、八ッ場市場

施設は足湯にベンチにキッチンカーに…沢山の人が溢れている八ッ場ふるさと館。

もちろん直売所も賑やかで活気があります。
地元の人の週末レジャー&観光客の利用ととても人気の道の駅。
中で売っている物も定番観光土産から地元野菜、地元特産物などなど見ていてとても楽しい❤️

まずは直売所の中のお店、竈処(かまどどころ)にあるダム焼き。
ダムの近くの定番ダムカレーはもちろんこちらの八ッ場ふるさと館の八ッ場食堂にもありますが…ダム焼きというのは聞きなれません。🤔
竈処 食べログ
こちら今川焼きや大阪焼きみたいな食べ物。
過去レビューなど見ると昔はキャベツ鯛焼きとして売り出していましたが、ダム完成後はダムの形をしたダム焼きとして生まれ変わったみたい。
でもね…私は騙されないゾ!🤔
ダム焼きにリニューアルして華やかな感じで売り出してますが…前の鯛焼きの方が大きそう🤣
今はハーフ今川焼きみたいです。。。
と、食べてないのに文句ばっかり言ってますが(笑)地域の特産花豆あんなど珍しいメニューもあり美味しそうでしたよ。
小腹が空いてる方は是非!

そして、そんな花豆。

草津や山奥でやたら見かける花豆。
空豆の形をした小豆色の硬いお豆です。
自分で茹でたことはありませんが何回かベーグルやパンに入ってる物を食べたことがあり、しっかりした食感で中はホクホクして栗とか芋とか秋の味覚を食べてる感じがしました。
インゲン属で別名ベニバナインゲンといいメキシコ高原原産のお豆は保存食にも良いのでしょう。

次に珍しい物は…お野菜に紛れて置いてある鏡餅みたいなコレ。姫川薬石。

天然ラジウム鉱石で昔から健康アイテム(パワーストーン)として怪我や病気の治療に使われていたそうです。
また、石が採取される新潟県糸魚沼市では姫川薬石の加工品を結婚式の引き出物として使われたりするそう。
断面はバイカラーでとても綺麗な珍しい石ですが、何故かこちらの道の駅で売っていました。

珍しい物がゴロゴロ置いてあるな〜と引き続き店内を見て回っていたら…名水とほたるの里。
蛍のイラストと瓶詰めの煮物を発見😨💦

山奥っていなごの佃煮売ってるじゃないですか。
まさか天然記念物の蛍まで食べてしまうの⁉️と一瞬焦りましたが、よく見たら唐辛子味噌、ふきのとう煮、山椒煮でした。🤣(早とちり…ホッ)

もちろん普通の新鮮お野菜も売っています。
しかも他の道の駅と比べても安いのでついつい沢山買っちゃいます❣️

今年ハマったピクルス作りの材料。
ヤングコーン、カラフルにんじん、きゅうり。
昔から好きなキノコとキャベツ。

今回も良い材料をゲットできました❤️

別館大きくて綺麗な食堂。メニューも充実してます。

隠れた見所スポット

ふるさと館は大きな橋(不動大橋)の横にあります。
この不動大橋からは大きなダム湖が見えるのですが、2年前にきた時はこの橋の下は工事中でした。

道の駅側から見た不動大橋(2018)

沢山の重機や作業員さんがいた記憶があります。

不動大橋の先から見た橋の下(2018)

2018年工事中はめちゃくちゃ高さもあり下の地面を見ると足がすくみましたが、今はなみなみと水が溜まっています。

端からの景色(2020年)

そもそもこの不動大橋自体が八ッ場ダム建設による振替県道の一部として2011年開通の新しい橋。
昔は下の方に道路があったんですね。
10年〜20年でこんなに大きく地形が変わるってすごいこと。
いろんな技術の発達により変化スピードもどんどん早くなっていて、特に再訪した旅先の田舎景色の変化に驚くことが多いです。

そんな大きな不動大橋の真ん中あたりに不動の滝ビューポイントがあります。

この橋、殆どが車で歩いてる人は少なく、またこの看板も色褪せてるのでなかなか気付かれることが無さそうですが、実は不動の滝がよく見える絶景?スポット。

細く長い滝。
三段になって落下する90mの滝。
細くて水量的な迫力はないものの、高さが凄い❗️
山に挟まれたこの景色はこれからも変わらず残してほしいですね。

ビュースポット付近(橋の下あたり)にはハチの巣があるので、春〜夏辺りはご用心❗️

そして不動大橋を渡り切った辺りには、いつきても閉まっている建物があります。
河原湯不動尊。

ダム建設のため移築された不動尊。
小さな駐車場があり車が止められますが、ちょうどこの辺りには子守り松という松の木があります。

松の木の幹からツツジが生えており、そのミツバツツジを守る赤松を、子を守る母親とみたてているらしい。
共存。

うっすら見える、赤松の木から生えるミツバツツジ

この不動尊の先にあるトンネルを抜けると以前は大規模な工事現場でした。
先ほどの不動大橋の下以上の広大な敷地に、緑はなく一面茶色の砂と重機と作業員が溢れ慌ただしい景色。
その近くには作業員さん達の仮設住居地帯が溢れていたあの景色がどうなったのかが確認したかった。

たった2年でその時の景色は一面水面になり静まりかえっていました。

ちょうど1日目に見学した八ッ場ダムの反対側で、展望台とあの階段が見える。
もう少し先に進むとダム湖とダムがよく見える観光スポット的ニュータウンが建設中でした。
おそらく元々商売をしていた方達が移転してきたのでしょうか?一足先に数件だけ飲食店や宿泊施設が営業をしていました。
また数年後に来たらこの辺りも完成しているのかな?

一つのダムの誕生で道も街も景色も生活も無くなる。でも新しい景色や生活が出来上がる。
自然と発展の共存。
こういうの目の当たりにすると、人って小さいけど大きいし強いんだなと不思議な気持ちになります。
旅の何気ない景色や時間は色んな考えるきっかけを与えてくれるのでやめられません😊
地元の方は新たなスタート、これから素敵な街を作り上げる事に頑張ってください❗️
八ッ場ダムの周辺の変化・自然と発展のの共存…これからも楽しみです。

道の駅八ッ場ふるさと館の詳細

道の駅でダムツアーの申し込みができます。
歴史も学べる素敵な道の駅。

道の駅スタンプ まさかのダムなし文字だけ。

そしてこちら、お買い物をしたらダムカードをもらえました。
記念きっぷやダムカードは場所によっては結構な頻度で更新されてるので2年も経つと別バージョンになっています。

《ダムカード特典》
★直売所または外売店:300円以上のソフトクリームが50円引(お一人様一個)
★八ッ場食堂:ダムカレー注文でコーヒーまたは、ジュース一杯サービス
★Yショップ:ダムカレーパン10%off
※特典はダムカードお持ちの方のみ。グループ家族の使い回し不可。

群馬県吾妻郡長野原町大字林1567-4
0279-83-8088
営業時間:9:00〜18:00
食堂:9:30〜16:00
駐車場:大型9台 普通174台 身障者用3台

【近くの道の駅】
六合 12.9km
あがつま峡 6.1km

八ッ場ふるさと館公式サイト

http://yambamichinoeki.com

道の駅八ッ場ふるさと館、結構なおてまえでした★

棗 一期: 姓は棗(なつめ)名は一期(いちご)。 ななつの目(①視覚②聴覚③嗅覚④味覚⑤触覚⑥直感⑦閃き)で、 一期一会を楽しみながら、旅を楽しむ! なんでもない日常や失敗も、全てが想い出、全てがネタ! 人生楽しんだもん勝ち!