巾着田曼珠沙華まつり@埼玉県日高市【彼岸花の赤い世界】
「2023年には絶対に行こう!」
昨年、そう心に決めてた場所がありました。
それは、以前貰った日高市のマンホールカードのデザインになっている巾着田。
一面真っ赤な彼岸花だらけになる、巾着田曼珠沙華まつりのおてなみ拝見!
〜おしながき〜
会場は「巾着田」バス停前
西武線「高麗駅」からは徒歩15分ほど、バスなら2つ。
しかし、私は飯能駅からバスに乗り14つ目、わかりやすいバス停名「巾着田」で下車。
(飯能駅からは始発&平日だったのと、バスで行く人が少なく余裕で座れました!)
会場入口の看板を見ると「五分咲き」と書かれてているが、目の前の川越日高線は混雑。
以前来た時は全然人がいなかったのに、巾着の口に吸い寄せられる様に次々と入っていく乗用車。
(巾着の口→過去記事の巾着田の形をご参照ください。)
中に入るといきなり高麗川。
全く赤い色が見えないため一瞬戸惑うかもしれませんが、駐車場の方向に進めばOK!
明るくのどかな風景で、本当にあの“禍々しさえ感じる彼岸花の群れ”があるのか不安。
しかし道なりに進むと、ついに彼岸花様登場!
上は遊歩道の様な整備された道が見えますが、その側面にズラーっと咲いている。
思ったよりも小ぶりで緑色が目立ちますが、実はまだ曼珠沙華まつりの会場には入っていない。
(曼珠沙華まつりの本気はこんなもんじゃない!)
でも充分に綺麗、見たことない数の彼岸花にますます期待が高まる♡
会場入口は全4ヶ所
曼珠沙華まつりの会場入口は全部で4ヶ所あります。
今回は、バス停から1番近い下流エリア4番口から入場。
ちなみに、会場入口に向かう途中の巾着のうわずみ部分は私有地のため入れません。
(MAPを見るとわかりますが、彼岸花は巾着の外側の高麗川に沿って群生している。)
会場窓口に到着。
こちらでチケット購入。
普段は無料だが、曼珠沙華まつりの期間は有料で大人500円。
支払いはPASMOも可能でなぜかボールペンを貰う。
曼珠沙華まつりは全く関係ない、PASMOモデルのボールペンですが、ピンクで可愛いので今後はコイツを旅のお供にしよう。(*´꒳`*)
会場に入るとすぐ、先ほど見上げた遊歩道がありました。
この先のあいあい橋を越えて、高麗峠・奥武蔵自然歩道などハイキングコースへ続く。
ちなみに、橋の下も曼珠沙華まつりの会場エリアで、川と彼岸花とあいあい橋というスリーショットを撮ることができます。
よく見るとこの橋、めちゃくちゃ格好良い!
あいあい橋付近は下流エリアで、日陰で暗い印象。
それはそれはで、また別の雰囲気が出て良き。
<下流エリアの彼岸花>
平日でも沢山の観光客で賑わっていましたが、下流エリアは比較的人が少なくのんびりと観賞できました。
会場進むとどんどん赤くなる景色にテンションが上がり、少しずつ早足になる私。(笑)
棗「わくわく、進めー!(*´꒳`*)」
彼岸花「我らの本気はまだまだ、こんなもんじゃないぞぃ!」
2023年の曼珠沙華は赤不足?!
公式で五分咲き宣言の頃に、全体を周ってみた感想としては、上流エリアの方が咲いてる割合が多く赤みも強く感じました。
<上流エリアの彼岸花>
心なしか、花の大きさも上流エリアの方が大きく開いている印象。
しかし、曼珠沙華まつり玄人のおばさまたちが言うには、「今年は赤が足りない」らしい?!
そういえば、同じく埼玉県のあしがくぼの氷柱の時も近くに玄人が近くにいて「今年は〜」と話てました。
皆さん毎年来ているの?
親戚の子の成長を見守る感覚ですね(笑)
上流エリアはかなり広く二つのルートがありますが往復しながらどちらも観てきました。
やはりメインは、巾着の底部分。
これでも赤が足りない、だと…?!(・Д・)
ちなみに、私が行った日から一週間後辺りが丁度満開で、その画像を観ましたが茎の緑が見えないくらい一面真っ赤になっていました。
それなら玄人のおばさまも納得の赤だったかも?
個人的には、まだらに陽が当たるエリアのドス黒い冥土感も結構好き。
撮影はルールを守って!
沢山の観光客が訪れる巾着田曼珠沙華まつりですが、昨今ルールを守らない人が多く問題になっているそうです。
最高の一枚を撮りたくて、人とは違う場所に進みたくなる気持ちは解る!
ちなみに、この先の河原は侵入可能です。
(↓まるで晒し上げ写真みたいで紛らわしかったらごめんなさい)
殆どのカメラマンやコスプレイヤーさんはルールを守って撮影していたのですが…
人が少ない&彼岸花が密集している下流エリアで残念な光景を目撃しました。
入場禁止のロープの中に侵入して撮影をしていたグループ。
少し小高い別ルートにいた私からは、辺りをキョロキョロ近くに人がいないことを確認した後に急いで入って写真を撮る一部始終が丸見え。
ってかダメな事をしてる自覚はあるんだ、と(苦笑)
またSNSでも明らかにロープの中に入ってる、彼岸花に埋もれた写真を見かけました。
それ、確実に踏んでるよ。(怒)
別に自分に迷惑がかかるわけでも何でもないのにモヤっとするこの気持ち、なんなんでしょうね。(苦笑)
足元に隠れたツボミだってある。
会場ルールは皆で守って楽しみたいですね。
そして、自分も知らずのうちにルール違反をしない様に気をつけなきゃと改めて思いました。
地元グルメ多数、ふれあい広場
沢山の人が集まる巾着田曼珠沙華まつりなので、休憩スペースや飲食ブースも充実しています。
入口は日高市観光協会のブース。
パンフレット配布や、曼珠沙華まつりのグッズ販売をしていました。
そのすぐ近くでは、お祭りの出店としては珍しい焼き栗?!
栗といえば、横浜中華街で“やり手の中国人に、いつのまにか手の中に入れられる小さな甘栗”のイメージしかなかったのですが、こちらでは日高市の埼玉の栗を使用。
偶然この後、栗畑を見かけたけど大きなトゲトゲの栗爆弾が沢山で可愛かった〜(*´ω`*)
きっと出店の焼き栗も美味しいに違いない!
その他、普通のお祭りとはちょっと違う飲食ブースが多いのも特徴。
もつ高麗鍋、奥武蔵野うどん、高麗王の甘酒アイス、聞いた事ないご当地B級グルメが沢山♡
でも結局、あまりの暑さのため私が選んだのは「狭山茶研究会の抹茶水」。
狭山抹茶「翡翠」で作ったアイス抹茶が、100円でこ〜んなにたっぷり!
棗「生き返るぅ〜(*´◒`*)」
初狭山茶だったのに、味わう間もなくがぶ飲みでしたけどね!(笑)
所要時間は、のんびり周ってお茶休憩して1時間ほどでした。
巾着田曼珠沙華の詳細
2023年は遅咲きだったため、当初の開催期間:2023/9/16〜10/1から、10/6まで延長したそうです。
私が行った時が五分咲きってことは、満開時はこの倍ってことですよね?!
ちょっと見てみたい気もしますが、地元の方の話を聞くとかなりの渋滞発生していたらしいです。
私が行った時でさえ通常よりもかなり交通量が増えてたのに恐ろしいですね。
満足の見応え、
許容範囲の混み具合、
そして、天気の運。
季節限定の植物系はこの全てのバランスを見極めるのが難しいですが、割と鼻がきくというかラッキーな棗さん。
大満足な、夏の終わりの花見でした。
巾着田曼珠沙華まつり
埼玉県日高市高麗本郷125-2(管理事務所)
西武池袋線高麗駅下車:徒歩約15分
JR川越線・八高線高麗川駅下車:徒歩約40分
毎年9月中旬〜10月上旬に開催。
開催前に特設サイトが公開されますが、巾着田公式サイトもご参照ください。
巾着田曼珠沙華まつり、結構なおてまえでした★