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出雲大社相模分祠@神奈川【関東のいづもさん】

帰省のついでに行った白笹稲荷神社から徒歩15分程の場所に、もう一つ有名な神社があることを知りました。

以前ブログでもご紹介した、あの島根の出雲大社の分祠(ぶんし)。
つまり、出雲大社と同じご利益がいただけるのですが、他にも大国主大神さまの御使神「龍蛇神」がいる千年の杜など見どころいっぱい!
出雲大社相模分祠のおてなみ拝見。

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ダイコク市:2024/1/1〜2/3

白笹稲荷神社から住宅地を歩き、約15分。
車や人の群れが徐々に増えてくる。
皆の向かう先は、ここ!
出雲大社相模分祠

駐車場の係員もいて、初詣の神社っぽい賑わいが出てきました。
実家の近くにこんな大きな神社があった事になぜ今まで気がつかなかったのだろうか…(^◇^;)

大きな竹の門を潜って参道を進むと、また竹の門。
ダイコク市」と書かれています。

ダイコク市は新年の縁起物やお守り、キッチンカーや露店などが境内に並ぶ、お祭り的雰囲気満載の、棗的大好物案件♡
節分まで開催とのこと。

白笹稲荷神社に比べてかなり人も多く、拝殿がある奥に進むにつれて人の密度が濃くなり徐々に列に並んでいる状態に。

たまたま参道の右端に並んでいたので、竹の手水者でお清め。

白笹稲荷神社同様に、やっぱりお水はチョロチョロです。(笑)
実は秦野のお水は、環境省の名水百選に選定され、平成28年に「秦野名水」は全国一位を受賞しています。
水といえば龍神!

頭に小銭が乗せられていました。(・ω・)ノ⚪︎

ちなみに、拝殿向かった左側には手水舎がありますがこちらは小さくて列からは離れているので、参拝後に行きました。
華やかな花手水♡

ゆっくりと人の流れに沿って進んでいくと、野点発見!

500円で和菓子付きで、ちゃんと立ててくれたお抹茶がいただける。

混み合っていたので、今回は眺めるだけでした。

参拝方法:二礼、四拍手、一礼

なんだかんだで拝殿で順番が来たのは、境内に入ってから20分後。
多分5〜6人の列になっているのに、それだけ人が集まっていたということ。

拝殿には、“出雲大社といえば”のしめ縄がドーン!
参拝方法も、出雲大社同様に「二礼、四拍手、一礼」です。

明治21年に草山貞胤翁が鎮祭申し上げ、「出雲大社相模分院」として創立。
元々は渋沢峠にありましたが、昭和50年に現社地に御遷座されたそう。
ところで、いくら調べても秦野市と出雲の繋がりが見えません。
縁もゆかりもない土地に簡単に分院ができるものなのでしょうか?
そもそも分院(分社)の基準はないのか、少し気になったので調べてみました。

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分社とは?

総本社のご祭神を別の場所で祀るとき、その神霊を分けた分霊を祀る神社のこと。
以前、叶神社のブログでチラッと触れた「勧請」が近く、分霊を他の神社に移すことを指す。
総本社からの細胞分裂したような立場で、分霊しても元の神霊に影響はなく御利益も変わらないとのこと。
遠方で行けない人のための、富士塚にも近い感じでしょうか?

また、分社から分社が作られる事もあるそう。
本当に細胞分裂ですね。
※ね◯み講ではない!(笑)

ちなみに、小さいものであれば“自分で勝手に分社を建ててもよい”らしい。∑(゚Д゚)
こちらは流石に出雲大社だし、大きな神社なので正統な手続きを踏んでおります。
Wikipediaの情報では、1888年の出雲大社相模“分院”として創立後、1991年に“分祠”へと昇格。
規模や歴史によって呼び名が変わるのとこと。

兎にも角にも、出雲大社相模分祠は神奈川県秦野市にいながら出雲大社のご利益をいただける、ありがた〜い関東のいづもさんなのです♡

初詣特設コーナー(御朱印など)

出雲大社相模分祠の境内自体は大きな四角ですが、細かくエリア分けされており、見どころも多い。
そして、初詣のため手水舎のすぐ横では特設テントが並び賑わいを見せていました。
お守りや破魔矢、縁起物や御朱印もこちらのテントでいただけます。

御朱印帳が本屋のサイン入り新刊発売みたいに、山積みになっていました。(笑)

直書きは御朱印帳を頂いた方のみとの事だったので、私は書置きを一枚いただきました。(初穂料500円)

出雲大社といえば、因幡の白兎のイメージですが、御朱印に描かれているのは龍神様。
出雲地方に古来より伝わる、龍蛇神(りゅうじゃしん)様と緑の勾玉。

そういえば、出雲大社でも勾玉屋さんをよく見かけましたが、出雲石で制作した八尺瓊勾玉はあの有名な三種の神器のひとつらしい。
出雲大社と勾玉はどうやら深い関係がありそうです。
まぁ、神社といえば勾玉のお守り多いですよね♡

三社、千年の杜

特設テントの裏は比較的落ちついており、人の多さに疲れたご年配の方々が休んでました。
三社

神社の片隅にはよく3つのお社が並ぶのを見かけますが、数に決まりがあるんですかね?

大体有名どころの神社名を見かけますが、こちらは「天神社・筑紫社・祓社」
いずれも聞いたことがない神社ばかりと思いましたが、三社とも出雲大社にもありました。

天神社は、名前が似てるけど亀戸天神とは違い、御祭神の「スクナヒコナノカミ」は医薬や温泉開発など、珍しい神様!( ゚д゚)
筑紫社の御祭神の「タキリビメノミコト」は大国主命の妻のひとり。
祓社は自身の汚れを祓います。

そのすぐ横では、八雲庵の出張販売。

秦野の八重桜のさくら茶を実家のお土産に購入。

さらに、その奥にはまるでアトラクションの様な入口が招いている。
千年の杜 龍蛇神様特別拝観

ひとり、ふたりと吸い込まれていくが、なかなか人が出てこない…( ゚д゚)
私も恐々入ってみる。

すると、中は思ったよりも広い森。

一方通行になっており、皆さんスイスイ進む。
一番奥に「秦野の名水」。
秦野はお水が美味しいことで有名ですが、なんと名水百選「おいしさ」部門全国一位なのだ!

出雲の龍蛇神様も、秦野のお水はお気に召したご様子?

どうやら普段はこちらの扉は閉ざされているらしく、初詣期間に特別拝観で龍蛇神様を直接拝むことができました。

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出雲大社相模分祠の詳細

境内の至る所、素通りされやすい道の端などあちこちに像があるので、探しながら歩くのも楽しくてオススメです。

私のお気に入りは、千年の杜にいたお耳ぴーんのウサギさん♡

元旦から関東三大稲荷神社と出雲大社のご利益を頂き、2024年は強力なパワーに包まれた年になりそうな予感!(*´꒳`*)

出雲大社相模分祠
神奈川県秦野市平沢1221
0463-81-1122
保健福祉センター前・宮の上・畑中・出雲大社入口、各バス停より徒歩3分。
公式サイト

出雲大社相模分祠、結構なおてまえでした★

棗 一期: 姓は棗(なつめ)名は一期(いちご)。 ななつの目(①視覚②聴覚③嗅覚④味覚⑤触覚⑥直感⑦閃き)で、 一期一会を楽しみながら、旅を楽しむ! なんでもない日常や失敗も、全てが想い出、全てがネタ! 人生楽しんだもん勝ち!