ホテル華の湯 食事編【福島グルメツアービュッフェ】



温泉宿の宿泊というと、やはり食事が楽しみです。
前編では館内について紹介をした、福島県磐梯熱海温泉のホテル湯の華。
後編では食事についてご紹介したいと思います。
今回の2泊3日の旅では、夕食は1日目が宴会で、2日目はビュッフェ。
朝食は2、3日目共にビュッフェ。
宴会あり、食べ放題あり、さらにイベントのおかげでBarの利用と、グルメ総なめプランでした。
ホテル湯の華の食事編、おてなみ拝見!
〜おしながき〜
宴会プラン
この日団体客は4組。
世間一般では閑散期とされる時期なのに、人気ですね。
今回私が利用したのは2階の宴会場「花舞」でしたが、ホテル華の湯さんはかなり広く、宴会場も10ほどあるので団体さんもご安心。
大宴会場・大会議室「花舞」
こちらは最大300名ですが、45帖×6分割できるとのこと。
今回私は一の花へ。



ステージありの宴会場。
これは余興必須!(笑)



畳の和室ですが、1人ずつのお膳テーブル!
これ、なんか殿様気分で良きね。(*´꒳`*)



席に着くとすぐにチャッカマンを持ったホテルの方が、お鍋に火を着け周る。
その間、私は何が出てくるのか献立チェック。
ペース配分大事。



睦月(1月)お献立
まずは、彩八寸。



画像左上から右下へ
①オーロラソース相鴨酒蒸し
①秋刀魚のこぶし和え
②白身魚のガダイフ揚げ
②翡翠銀杏
③大判百合根
③蓮根香煎
③かぼちゃの旨煮
④瓶ビール(別注文)
続いて、進め肴。



生ハムユッケ風ザクザク若布長沼豆腐長葱浅葱
続いて、蒸し物。



あおさ茶碗蒸し 川俣軍鶏つみれ 相良麩かまぼこ
そして、ビールがさらに進む、御造里(おつくり)。



阿武隈川メイプルサーモン
常磐もの平目本鮪帆立 塩いくら
磐梯熱海温泉は山中といえど、ここは福島。
やっぱりお魚食べた〜い!
だいぶ昔に行った、浜の駅「松川浦」や道の駅よつくら港の2F海鮮食堂のお魚も美味しかったな〜。
福島って本当食べ物が美味しくて、都内を離れて旅に来た〜って気分が上がります。
続いて、煮物。



海老湯葉と茄子の揚げだし 季節の野菜
チビチビと飲みながら食べてると、食いしん坊の私でも意外にお腹に溜まってきます。(^^)
しかし、まだまだ続く、燗てき(かんてき)。



福島県産牛牛なべ 野菜一式こだわり豆腐
美味しそうな赤々としたお肉も、ビールおかわりしている間に…



出来上がり!



昔からお膳の謎なんですが…
なんでお腹いっぱいになってから、ご飯とお味噌汁が出てくるんだろう。
まぁでも、先に食べたらお刺身やお鍋のご馳走が入らなくなるから、これが正解なのでしょう。
〆は、鈴木農園のなめこの味噌汁と、郡山産米「あさか舞」と、三五八漬けでした。



おっと、本当の〆のデザートはこちら。
紅茶のシフォンケーキのコンポート 季の実。



温泉上がりに、美味しいご飯とお酒と、余興を楽しめた一日目の夜に満足!
クラブ「ラスベガス」
今回のツアーの2日目の夜は、1階にあるクラブラスベガスでBarタイムのお楽しみイベントがありました。



いつも温泉宿の宿泊の時に横目で、冷ややかに見ていたアレ。
酔っ払いの団体客が騒いでいる、楽しそうなアレである。
公式サイトの紹介文の通り、大きなステージときらびやかな内装。



今回のツアーでは、ドリンクチケットを購入して、ホステスとなった推しさん達にお酒を作ってもらうシステムでした。



メンバー3名それぞれに作ってもらったのですが、出る出る、性格の違い。(笑)
慎重に恐々と作る人、基本に忠実な人、一番基本が出来そうなのに粗い人…。
バータイムでは、全員当たりの抽選会やカラオケタイムなど、楽しい時間が過ごせました。
通常営業では、ちゃんとしたお店の方が作ってくれるのでしょうか?
こういう温泉宿のバーって個人で利用するにはちょっと勇気がいりそう?
夕食:ツアービュッフェ
2日目は一般のお客様と同じ、1階のダイニング「飛翔」で、食べ放題!
ホテル華の湯さんはビュッフェが美味しいと事前に噂を聞いていたので、楽しみです。
ツアービュッフェとは、「福島県各地の食材を使用し、まるでふくしまを旅しているようなダイニング」とのこと。(公式サイト引用)



部屋番号を伝えるると、係の方が席へ案内してくれました。
周りが同ツアー参加者で固められていたので、ツアー用で席を確保してくれていたのかもしれません。



18時には結構混み合っていました。
とにかくまずは全てを周って確認である!
オープンキッチンで福島グルメを味わう
まずは、大目玉。
福島の鮮魚を使い目の前で握ってくれるお寿司。
ちょっといい宿のビュッフェといえば、オープンキッチンは外せません。



お醤油も種類豊富!



しゃりが小さめなので、沢山食べれます。(^○^)



他には天ぷらも揚げたて、ステーキもオープンキッチンで焼いてくれるのですが、中でも一番人気が牛タン。



これ、私はなかなかご縁がなく…
何度言っても、目の前の人に最後の2〜3枚を丸ごと取られて敗北。。゚(゚´Д`゚)゚。
そんな様子を見かねた同ツアー参加者の方が、一枚恵んでくれました。感謝!
とにかく、牛タンは人気で焼けたそばからなくなるので、見つけたらゲットすることをお勧めします!(笑)
冬の醍醐味!カニ食べ放題
続いて、冬の温泉宿の夕食といえばコレ!
久々のカニ食べ放題〜!



しかも、カニ爪も大きいし、中身もギッシリ。
よくある、安い食べ放題のカニとは一味も二味も違った。
福島だからなのか、ホテル華の湯さんのグルメレベルが高いのか?



つけダレも美味しゅうございました。
こんなにちゃんとしたカニが食べ放題なのは、かなりポイント高し!
言うまでもなく、何度もおかわりしちゃいましたが、こちらはやはり皆さんお目当てに来る方が多いので、品切れすることなく常に補充されてるので安心です。
ふくしまの郷土料理が集合『地場産館』
しかし、せっかくのビュッフェ。
一応一通り見たいし、地元の食材や郷土料理が食べたい。
ビュッフェ会場内の中央に小部屋になっているこちら、地場産館。



中は古民家のようなレイアウトのこちらは、夕食も朝食もお漬物とか小鉢系のお料理が並んでいました。



皆さんやはり、カニやステーキに行くのか、比較的人は少なめだけど、寄せ豆腐は濃厚で美味しかったです。



ご飯が進むお漬物など、いかにんじんって初めて聞いたけど、福島の郷土料理らしい。
こちらにあるメニュー、本当に福島の郷土料理ばかりのようです。
コンセプト徹底してる〜!
定番メニューもクオリティー高し!
その他、通常のビュッフェメニューも和洋中様々ですが、どれもクオリティが高い!
アクアパッツァなんて普段なかなか温泉宿のビュッフェでは食べません。



小さなお鍋でIHコンロで常に暖かいお料理。
お鍋一つ一つは小さめだけど、こちらも定期的に入れ替えされて常に品切れはなかった。
苦戦したのは牛タンぐらいです、牛タンぐらいです…(まだ根に持ってるw)



グラタンも、全部違う種類!
1ジャンルにつき2〜3種類メニューがあるので、飽きませんね。
むしろぜんぶ食べれないのが悔しいな。(*´Д`*)



そしてデザートも、種類豊富。
私は、もはや見栄えなど気にしない。



ぜんぶ茶色い、あとはカニばかり食べてました。(笑)
朝食:健康ビュッフェ
続いて、2日目と3日目の朝も、夕食ダイニングと同じ飛翔でした。
朝食は座席指定はなく、空いてる席を適当に確保。
早速、まずは見回りチェック開始。
ここで私、普段では遭遇しない悩ましい状況にぶち当たったのです…。
種類豊富、朝はパン派も唸る!
基本朝はパン派の私。
そもそもよく宿泊してたスーパーホテルが好きな理由は、ビジネスホテルなのにパンの種類が豊富で焼きたてであるから。
で、今回のホテル華の湯さんのグルメレベルともなると、当然…
どーーーん!



しかも、沢山食べ比べてと言わんばかりの、ミニサイズ。



とはいえ、それでも種類が多く悩む。
そのうえ、ジャムの種類も多い!



さらに、ホテルらしくフレンチトーストまである。



一旦、心を落ち着けるために先におかずから決めることにしました。
朝もライブキッチンはフル稼働!
ホテル華の湯のグルメ、ビュッフェのイチオシはやはりライブキッチンですが、こちらは朝も活躍しています。
ウインナーにスクランブルエッグ。



目玉焼きも、片面焼き両面焼き、好みを伝えて対応してもらえるのがライブキッチンの醍醐味。



朝食ビュッフェの卵料理は、スクランブルエッグと決めている棗です。(*´꒳`*)



ドリンクも健康的だし、大好きなサラダのドレッシングも多くて、サラダおかわり派の私には嬉しい。



この流れ、はやりいつものパンルートだなと思ったその時…
地元老舗店を味わいたい!
それは汁物チェック中のこと。



こちら「味噌蔵勇右衛門 膳」という、会津で百年の老舗店会津高砂屋さんのお味噌を使用した、お味噌汁?!



高砂屋さんの通販サイトを見てみると、こちらのお味噌のキャッチコピー。
「味噌汁が止まらない」とか「追い麹無双」とか。
ゆーて、私も一時期はお味噌にハマった時期もありました。(本当に一時期ね…)
その横には、板前さんの豚汁もあるし。



とにかくね、私の中の私が警鐘を鳴らしたんですよ!
「せっかく温泉宿に来たのに、ここは福島なのに、パンでいいのかい?」と。
そして、そんな私の心の揺らぎを見透かし最後のトドメの如く、あるものが目に飛び込んできた。
握りたて、昔ながらのおにぎり
そう多分ここは、前日の夕食ビュッフェタイムでは主役級のカニが居た場所。
朝は割烹着のおねいさんが待ち構えている。



導かれるままに、進むと8種類の具材。
好きな具を伝えると、おっかさんが握ってくれる。



棗「(2個食べれない)あの…一個に2つ具を入れてもらうことってできますか?」
いきなり図々しくお願いするも、快く引き受けていただけました。
こうして、サラダとスクランブルエッグ、そしておにぎりとお味噌汁という和洋朝食が完成しましたとさ。



ちなみに、翌日もほぼメニューは同じでしたが、この“握りたておにぎり”のおっかさんの魔力には勝てずに、全く同じ朝食を食べました。(笑)



でも、それほどまでに本当におにぎりが美味しかったんです。
ホテル華の湯さんに宿泊した際は、絶対、朝食で食べてほしいおすすめの逸品でした。



おまけにもう一つ。
8時になると、フルーツコーナーで特製スムージーが放出されます。
こちら、個数限定ですぐなくなるので飲みたい方は、8時前に前でスタンバイがお勧めです。



ちなみに私、なぜかスムージーは狙ってないのに2日間とも運良くゲットできました。
牛タンは目の前で全てなくなったのに…(まだ言ってる!笑)
と、いつまでも牛タンのことは根に持っていますが、食べれたので文句なし!
ホテル華の湯さんのお食事レベルは、大満足でした。
ホテル華の湯の詳細
福島県郡山市熱海町熱海5丁目 8-60
024-984-2222
チェックイン 15:00
チェックアウト 10:00
駐車場あり(無料)
温泉 磐梯熱海温泉 男女大浴場あり(入替)
東北自動車道郡山JCTより磐越自動車道磐梯熱海IC下車8分
公式サイト
ホテル華の湯 食事編、結構なおてまえでした★