冬の会津若松観光@福島【①大内宿②鶴ヶ城③わっぱ飯④赤べこ絵付け】



冬の福島旅行、前回まで2回に分けて宿泊していたホテル華の湯さんの紹介でしたが、今回はその2泊3日中での観光や体験についてご紹介!
今回は団体でのツアー行動だったため、いつもより内容は粗いですが、一通り福島観光のポイントは押さえられたかと思います。
いざ、冬の会津若松の観光スポット&グルメ&体験の、おてなみ拝見!
〜おしながき〜
危険?!大内宿の冬
2日目の朝、ホテル華の湯で握りたておにぎりなどの朝食ビュッフェを堪能し、温泉にも入りホカホカに仕上がった私。
でも、これから向かうは雪の積もった大内宿。
実は数日前に大雪が降ったらしく、とある場所が大変危険なので「気をつけて」とツアー添乗員さんからもお知らせがありました。
兎にも角にも、時刻は9時半。
予定通りバスに乗り込み、まずは目的地へ向かう。
磐梯熱海温泉から73km、内陸へ



猪苗代湖を越えて、さらに福島県の内陸へ。
進むほど雪深く…



バスに揺られて1時間半ほど。
何気に磐梯熱海温泉からは73kmも離れています。



雪景色の中にオレンジの柿が目立ち、都内では見ることのない景色。



有名な福島県の観光スポットらしく、大きな駐車場もあり、こんな寒い中でも観光客がチラホラ。



こんな雪景色久しぶりでテンション上がるぅ!
大内宿とは?
観光地にもなっている「◯◯宿」って観光客向けのお店がひしめき合っているイメージですが…
雪のためか閉まっているお店も多い。



そもそも、観光客目当てのお店がもっとひしめき合ってもいいのに、一軒一軒が密集しておらず、すっきりとした通り。



というのも、昭和56年に国重要伝統的建造物群保存地区に選定された大内宿は、住民憲章を作り「売らない・貸さない・壊さない」の3原則を守り景観保存と伝統的な屋根葺きの技術習得、継承に全員で取り組んでいるそうです。



昭和56年のままの景色を保っているんですね。
冬は茅葺屋根の雪下ろしもサボれません!
途中の道では、神社の入口発見!



しかし、添乗員さんから、やめておいた方が良いとのアドバイスがあったので見送りました。



大内宿は全長450mなので、特にお店など寄らず、一番奥の展望台入口までただのんびり歩くだけの往復なら30分ほどです。
後は、お店に入ったり展望台登ったり必要な時間をプラスで考えておけば、余裕を持って楽しめると思います。
あの頂を目指して!展望台へ
今回とあるイベントツアー参加で時間が限られていたため、何をするのか選択しなければならなかった。
1.昼食前なのに名物ネギそばを食べる
2.寒いからお店でお汁粉飲む
3.危険と言われている展望台へ挑む
私はもちろん…
展望台へ向かう挑戦者の無事を祈るお地蔵様に挨拶をして、いざ参らん!



前日にツアー添乗員さんが下見に来た際、3回転んびかなり危険と言われていた展望台への道。
靴底がゴムの人は滑りやすくて危険です。
ちなみに私は厚底ブーツでしたが、ヒールがあるため登りは楽勝。
ヒールからガッと着地をすると安定して転ばない、私が過去の経験から独自で学んだ雪の中での歩き方。



ただ帰りは危険。
手すりをしっかり持って、滑らないように横向きでカニ歩きが、ここでの正解の降り方と学んだ。
スキーやスノボで降りた方が速そうですね。(笑)
そんな登りも下りも苦労したからこそ、見れた景色がこちら。
めっちゃ吹雪いてる…



と思いきや、数分の間で吹雪いたり見晴らしの良い視界になったり。



この日は雪は降ってなかったけど、風が吹くと地面や木の上の雪が舞って、まるでダイヤモンドダストの様でとても綺麗でした。
なかなか来れる場所じゃないし、苦労して登って記念に残る景色が見れて良かったです。
ネギそばやお汁粉グループもそれぞれ楽しんでいた様子。
鶴ヶ城(会津若松城)
次の目的地は、大内宿から40分ほど北上(磐梯熱海方面に戻る途中)。
会津若松城ですが、地元の方は別名の「鶴ヶ城(つるがじょう)」予備の方がポピュラーらしい。
まずは、そのお城の入口にある鶴ヶ城会館にて昼食時間です。



(鶴ヶ城会館にはジェラート屋さんもあるので、食後のデザートもバッチリ)
2階:食の館本丸(団体用)
大内宿で、ネギそば食べたチームは連続の食事。(笑)
鶴ヶ城会館には、団体客用の食事処があります。
この雰囲気、おおるり温泉の湯けむり号を思い出します。
テーブルと座敷があり、私達は座敷でお食事。
到着するとすでにお料理の準備は整っており、チャッカマンでお鍋に点火。



公式サイトに掲載の、会津わっぱ飯 八葉 (はちよう)というメニューに近い感じですが、さらにコロッケとデザートも付いていました。



一口サイズのデザートでは足りたい人は、鶴ヶ城会館一階のジェラート店へ!



鶏ももときのこ鍋



そして、福島会津若松名物グルメわっぱ飯。



釜飯みたいな感じですが、そもそもわっぱ飯とは、薄い木で作られたこの入れ物の事。
これにご飯と具材を詰めて蒸したものですが、具材の旨味と一緒に木の香りも付いて、冷めても美味しいという特徴があります。
会津若松以外に新潟の郷土料理でもあるらしいのですが、寒い雪国だから冷めること前提で、それでも美味しい料理として皆に愛され根付いたのでしょうね。



こちらの本丸以外に、一般のお客様用のお食事処・二の丸でも、さまざまな会津若松グルメが楽しめそうです!
鶴ヶ城会館(ツルカン)の詳細
お城の天守閣見学の前の腹ごしらえ、帰りのお土産購入、ジェラートやお団子のおやつタイム、トイレ休憩と、旅人にとって必要なものが一通り揃っている、鶴ヶ城会館こと「ツルカン」。
特に、一階の手づくりジェラート工房はおすすめです。
会津産の新鮮な牛乳を使い、店舗内で手づくりされる自慢の逸品。
人気は福島県民のソウルドリンク「酪王カフェオレ」を使用した、その名前も酪王カフェオレジェラート!(そのまんま!)



寒いのに、旅先でアイス食べたくなるの、なんでだろ〜?(^^)
そして、ついつい癖で何か配布カードがないか聞いてみたり、スタンプ押してみたり。



敷地外の小さな神社でお参りしてみたり。



ツルカン全体は、昔ながらの古き良きなお土産売り場的な感じなのに、おみくじは自動式でした。



鶴ヶ城会館(ツルカン)
福島県会津若松市追手町4-47
0242-28-2288
営業時間
9:30~17:00
お食事処二の丸 11:00~(L.O13:50)
営業時間(冬季)
2025年11月26日~2026年3月25日
売店 10:00~16:00
お食事処二の丸 11:00~(L.O13:50)
駐車場入庫時間:6:00~20:00 (出庫24時間可)
公式サイト
いざ、鶴ヶ城へ登城!
ツルカンを出て、お堀周りをぐるっと歩き天守閣観光に向かいます。



気分は城下町からお城に向かう町娘。



お堀の水も全て凍ってる。



見えた会津若松城は、思ったよりも小さい?



少しずつ近づくお城。
真下の石垣から見る雪の会津若松城はとても素敵。
雪の白と石の黒で、鶴みたいですね!
もしかして、名前の由来ってこの色から…?



城主だった蒲生氏郷の幼名「鶴千代」と、鶴の縁起の良さを絡めて名付けられたこと。
全然違った!(笑)



そんなこんなで、添乗員さんからチケットを受け取り、いよいよ登城!
若松城天守閣郷土博物館
歴史に秘められた「物語」をデジタル技術で体験、五感で楽しめる文化観光案内“城”と謳っている通り、中は現代風。
綺麗に整備されています。



ジオラマや映像もあり、一つ一つしっかり読んでお勉強するなら時間をたっぷりとっておいた方が良いです。
今回、私はさら〜っと流し見でしたが、変わり兜の展示が一番印象的でした。



左のフクロウはお洒落なシルクハットみたい。
右の卍はなんかギャグっぽいし、真ん中のは…もはやドロンジョ様!?(笑)
一番上の天守閣は思ったよりも小さいのですが、360度、見渡しの良い景色。
そして、やはりこの雪の季節に来れたのも良かったです!



上から見つけた神社、帰りに見かけました。
鶴ケ城稲荷神社/八幡神社



柿かな?
雪に包まれて、ぼんぼりみたいで可愛いね。(*´ω`*)



鶴ヶ城天守閣野詳細
雪のせいか寒く少し物悲しい雰囲気の鶴ヶ城でしたが、風情があって良きでした。



天守閣博物館
福島県会津若松市追手町1-1
開館時間:8:30〜17:00
※最終入場16:30 まで
無休
入場料:大人410円 小人:150円
※団体割引や茶室麟閣共通券あり
ミュージアムショップ(お土産売り場)
営業時間:8:30〜17:00
入場料金なしで入店可能
公式サイト
赤べこ絵付け体験
最後にこちらは帰宅前、最終日の午前中にホテル華の湯さんで参加した、赤べこ絵付け体験です。
ホテル2階のコンベンションホール「風の杜」で皆で赤べこに絵付けをして、旅の記念にマイべこを作ります。
指定の席に行くと、思ったよりも大きな箱。



中にはのっぺらべこ。



絵の具は赤、、白、黒しかありませんが、紙コップと筆が沢山あるので、自分で調合して色を作るのだ!



見本の赤べこの写真があったり、赤べこ絵付けしのおじさまが講師としていらっしゃいましたが、アドバイスとしては、「好きに描けばいい!」でした。(笑)
そんなこんなで、好き描いた結果のマイべこがこちら。



足の裏には肉球と靴下ラインと、でべそ。
べこ(牛)ではなく、犬!?
そして、こちらの赤べこに、今回のイベントのお目当ての方々からサインをいただき、冬の福島旅は完結したのでした。



集合解散場所が郡山駅のため、帰りは高速バスで新宿へ。
途中、サービスエリアで休憩タイムがあったので、テントに立ち寄ってみたら仙台麩のお味噌汁を無料でいただけました!
約一年後のブログ掲載となってしまいましたが、ちょうどこれからの季節にぴったり?
今冬に福島旅行をお考えの方のご参考になればと思います。
冬の会津若松の観光スポット&グルメ&体験の、結構なおてまえでした★