足利織姫神社@栃木【七色の鳥居で縁結び】

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前回の邑楽町マンホールカードの記事でも紹介しましたが、今回は東武線メインの旅。
邑楽から小泉線で一旦太田に出て、再び館林方面に戻りますが今度は伊勢崎線に乗り換え。
伊勢崎線は小泉線よりも北側にあり、栃木県を走ります。

目的地は前回観光できなかった足利!
まずは、名前が綺麗な「足利織姫神社」のおてなみ拝見。

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ご用心!「足利市駅と足利駅」

まず、気を付けなければいけないのが、前回行った両毛線「足利駅」と今回の東武線「足利駅」は全く別の場所にあるということ。

大体の、“別路線で同じ名前(+前後に一言付く)パターン”であれば、乗り換えに一度改札を出て階段上り下りする位だが、ここは違う。
実は、両駅は徒歩で15分ほども離れている!

ちなみに、マンホールカードを貰うなら断然両毛線の足利駅がオススメですが、今回は東武線のお得なきっぷ利用のため足利市駅へ。
また、こちらから織姫神社に向かう場合、渡良瀬川(渡良瀬橋)を渡れるので、私的一石二鳥♡

東武伊勢崎線足利市駅

足利市駅改札前にはハロウィン仕様の列車がありした。
吸い込まれる様に、すーっと。(-_-)

足利市駅構内の展示

ちゃんと扉が開いて中に入れます。
これ、先日葛西ちかはくで見た収改札ボックスにデコレーションして作られたミニ列車です。
よくできていて可愛い!

そして、その向かいの展示ブースには織姫神社に関する展示品。

足利市駅構内

織姫神社は夜景ライトアップがありとても綺麗らしいのですが、山の中腹にあり夜は車じゃないとちょっと怖いので断念。
と言うことで、明るい時間=今から向かいます。
徒歩なら駅から20分ほど、しかし改札を出れば、半分以下の時間で行ける強い味方を発見!(*´ω`*)

足利観光交流館「あし・ナビ」

改札を出ると目の前にコンビニなど数軒ありますが、その中央のお店。
足利観光交流館

足利観光交流館あし・ナビ

お得意(?)レンタサイクルだ!
こちら嬉しいことに太平記館での返却も可能。
つまり、ここから乗って「渡良瀬川→織姫神社→足利学校周辺→太平記館→宿泊先の足利駅周辺」という、クリティカルパス★(^_-)
14時からの利用でしたが、3時間コースで充分!

受付時間:9:00~16:00 返却:16:45まで
場所:太平記館、足利観光交流館

普通自転車電動アシスト
3時間400円600円
超過料金+100円/1h+200円/1h
1日800円1,200円

織姫神社は山の中腹にありますが、鳥居までは急な坂もないとの事なので普通自転車を選択。
パンフレットを見ながら、駐輪場の場所など詳しく教えて頂きました。

足利織姫神社 パンフレット

駅前から自転車で出かけられるのは嬉しい。
張り切って、出発!

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渡良瀬川(渡良瀬橋)を渡ろう!

駅を出てまっすぐ進むと大きな橋(中橋)があり、そちらを渡ると足利学校にも行けます。
また後日ブログにて改めて詳細は書きますが、“ある場所”でこちらの中橋のカードをいただけます。

橋カード中橋

豪華で目立つ橋なので、私は最初こちらが「あの有名な渡良瀬橋か〜」と眺めていました。(笑)

でも実は、渡良瀬橋はその隣の地味な橋。(^_^;)

渡良瀬橋 足利市駅側

同じく“ある場所”で、橋カードをいただきました♡

橋カード渡良瀬橋

森高千里の歌で有名な橋。
そして、彼女の故郷なのかと思っていたけど、実は全然関係なく歌詞が思い浮かばない時に地図を見て文字の響きが気に入り歌詞を書いたそうですよ。

駅前の車道から少し上がり、川沿いの遊歩道の様な場所を走ってみると、大きな「わたらせ川」の文字。
※このサイクリングロードは、この数週間後に中橋架け替え工事のため長期の交通規制に入ったそうです。

なんだか、「渡らせて〜」と大きく路面表示でアピールしてるみたい?(笑)

渡良瀬川

でもね、名前の由来を調べてみたら…
その昔、まだ橋がかかっていなかった頃。
人々はこの川の浅瀬を見つけて対岸に渡ったそうで、渡良瀬という地名がついたんですって!
渡らせてくれる川=渡良瀬?!
結構深そうだけど、昔は浅かったのかな?

渡良瀬川

現代では、中橋か渡良瀬橋を渡って向こう岸に渡ります。

渡良瀬川周辺のキニナル

橋の手前には浅間神社の入口がありました。
社殿は小高い上の方にある。

渡良瀬川近くの浅間神社

気になったけど、時間がない&新しい靴で足が痛くて断念。(*´Д`*)
おそらく足利にはまたいつか来る気がするので、その時の楽しみにとっておきますね。

その時にはここにも行きたい。
川を渡きるとちょぴっと商店があり、何だかキニナルコーナー。

渡良瀬川近くの商店

時間的に閉まっていましたが、「おいしいハンバーグ ショウガ焼肉」ホクシンケンは1919年創業の足利で最も古い食堂らしい!
リーズナブルでボリュームたっぷりのお店さ食べログ評価も高い。
う〜んキニナル。(*´꒳`*)

細入口道を抜け大通りに出ると、突き当たりに真っ赤な歩道橋と神社がみえてきました。

足利織姫神社

この織姫神社前交差点を渡る前に駐車場と公衆トイレがあり、そちらに駐輪場もあります。

その駐車場の奥にある小さな通路とノボリがキニナル。

八雲神社

八雲神社

八雲神社

「八雲神社」も渡良瀬橋の歌詞に出てきますが、總社 八雲神社はここから1.3kmの場所。

足利織姫神社

“キニナル”が多すぎて、着々と次回の足利旅の訪問先が決まり始めています。(笑)

一の鳥居から中腹まで

そんなこんなで、目的地の足利織姫神社に到着!

足利織姫神社 一の鳥居

朱色が鮮やかで、織姫というよりも竜宮城のイメージ。

一の鳥居の奥に続く旧な階段、その左横に手水舎と思いきや…

足利織姫神社 手水舎

足利の水道水!

足利の水道水

自然のろ過作用で浄化された天然ミネラルを含む、地下水
地下水と聞くだけでなんだか健康な気分になるね。

さて、時間も限られているためのんびりもしていられない。
意を決して、行きますか!(登りますか!)

足利織姫神社 本坂

気合いを入れないと足が進まない階段。(笑)

足利織姫神社 本坂

中央の手すりに張り紙が気になります。
え〜と、「この手摺は消火栓となっております」?!

手すりが消火栓

明治13年に神社が火災にあった事を教訓を生かして設置されたという消火栓。
現在も立派に水を通しているとのことですが、もしかしてこの中には水が走ってるの?Σ(゚д゚lll)

八雲神社も過去に火事にあっているらしく、足利はどうやら火事が多い地域の様子。

境内まで153段

織姫神社の石段は229段あるらしく、あと153段。
先は長いぜぃ(^_^;)

中腹の踊り場にあと少しのところで、突然「猪出没注意!」の看板。

猪出没注意

いや、こんな階段後半のヘロヘロな時に言われても

もし猪突猛進されたら、避けられないよ〜(@_@)
そして、ドーンのゴロンゴロンです。(汗)

足利織姫神社 本坂からの景色

結構登ってきたけど、まだ中腹。

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中腹〜頂上(境内)まで

さぁ、もうひと踏ん張りです!

足利織姫神社 中腹

石段を登る途中、左手にちょこちょこ脇道がありますが、そちらはまた後ほどご紹介します。
右手にはお蕎麦屋さん蕎遊庵がありますが、14時までで閉まっていました。

蕎遊庵

このお蕎麦屋さんも食べログの評価が良くて、実はチェックしていました。
さらしな蕎麦が美味しいらしいのですが、ピンクの蕎麦もありそれが食べたい。
これもキニナルので、次回食べよ〜╰(*´︶`*)╯♡
(先ほどのホクシンケンとダブルブッキング?!)

食べることを妄想しているうちに、頂上に到着!
景色が良くて、先ほど渡ってきた渡良瀬橋が良く見える。

足利織姫神社 境内からの景色

急な階段ですが、境内にはご年配の方も多く皆さんお元気です。

足利織姫神社 手水舎

手水舎も朱色で可愛い。
このお水も地下水なのかな?

足利織姫神社 手水舎

お清め“洗心”したら、こまいぬんズにご挨拶。

足利織姫神社 狛犬

織姫神社の龍神や狛犬は、なんだか活き活きとした雰囲気を感じます。
社殿など朱色のせいか、境内が開けているせいか、曇りだったのにとても元気な気持ちになりました。

足利織姫神社 境内

足利織姫神社は足利県立自然公園の最南端になり、この神社の先ずっと奥には山が連なるハイキングコース。

国登録有形文化の社殿

中央にそびえ立つ足利織姫神社の社殿は、国登録有形文化財。
パっと視界がひらける朱色の社殿で迫力があります。

足利織姫神社 社殿

山の緑と社殿の赤が一際映える!
ちなみに、神楽殿・社務所・手水舎も国登録有形文化財だそう。
社殿や神楽殿はわかるけど、社務所も登録って凄いですね。

その社務所は9時から16時まで。
無事御朱印を頂きました。

足利織姫神社 社務所

季節で変わると思われる御朱印。
紅葉と織物?の黄色や緑が入った華やかな御朱印です。

足利織姫神社 御朱印

こにらは書き置きですが、用紙自体が色のついた厚紙で可愛い。

足利織姫神社の御祭神・ご利益

ちなみに、境内を見渡すと、愛の鐘やハートの錠など恋愛関連の物をやく見かける。
実は、こちらは恋愛のご利益がある恋人の聖地と言われているのだ!

愛むすび・愛の鐘

御祭神は、天御鉾命(あめのみほこのみこと)と、天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)という織師と織女で、なんと、天照大神に共同で織物を献上したそうです。
元々この辺りは昔から織物が盛んな地域でしたが、織物は縦の糸と横の糸が織りあって生地になることから、男女二人の神様をご祭神とする縁結びの神社といわれるようになったのが由来。

私はずっと七夕の織姫と彦星だと思っていたため、なぜ「彦星神社」がないのか?と疑問でしたが、なるほど納得!
ちなみに、私が七夕に関係すると勘違いした理由は次に紹介するこちらのせいでもある。

織姫神社の七色の鳥居

足利織姫神社には、珍しい七色の鳥居がある。
織姫に七色といえば、大体の人は七夕を想像する よね?( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

足利織姫神社 七色の鳥居

これは、織物をつくる機械が、鉄でできているものも多いことから全産業の神様といわれ、7つのご縁を結ぶ産業振興と縁結びの神社といわれているらしい。
↑この件、“なぜ鉄=7つになるのか”私的にはあまり理解できずよくわかりませんが、小さいことは気にしない(笑)

その7つの鳥居は、先ほどの石段の左の道にあるので、帰りはそちらを降りました。
※案内板に記載の順番ではなく、境内から下った時の順番でご紹介します。
(画像左上→右上↙︎左下→右下)

足利織姫神社 七色の鳥居

①よき仕事と縁結び(朱色)
②よき人生と縁結び(青色)
③よき健康と縁結び(黄色)
④よき知恵と縁結び(緑色)

足利織姫神社 七色の鳥居

⑤よき人と縁結び(赤色)
⑥よき学業の縁結び(若草色)
⑦よき経営と縁結び(紫色)
最後の画像は、色違いの鳥居が見えるバージョン。
違う色が重なると、より目立って綺麗♡
こんなに沢山のご縁を結んでくれるなんて、太っ腹な神様ですね。(*´ω`*)

足利織姫神社の詳細

高低差はありますが、神社の境内自体はそんなに広くないので、のんびり見ても見学時間は30分ほど。
今度足利に来る時は、午前中に来てお蕎麦を食べつつ参拝して、八雲神社にも行ってみたいと思います。

足利織姫神社
栃木県足利市西宮町3889
無料駐車場、駐輪場あり
各種バスあり
お守り・御朱印授与時間:9:00〜16:00
公式サイト

足利織姫神社、結構なおてまえでした★

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なつめいちご
  • なつめいちご
  • 姓は棗(なつめ)名は一期(いちご)。
    ななつの目(①視覚②聴覚③嗅覚④味覚⑤触覚⑥直感⑦閃き)で、
    一期一会を楽しみながら、旅を楽しむ!
    なんでもない日常や失敗も、全てが想い出、全てがネタ!
    人生楽しんだもん勝ち!