観音崎灯台@神奈川【横須賀市観光スポット★日本初洋式灯台】

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走水神社からバスに乗る予定でしたが、社務所でお話を聞いててバスを乗り過ごし。(汗)
ということで、そのままお散歩がてら歩いて向かった次の目的地は、観音崎灯台。
日本初の洋式灯台からの海を眺めに、いざ、おてなみ拝見!

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走水神社から徒歩24分

本来であれば、「走水神社」バス停〜「観音崎」バス停下車で740m歩きトータル17分で到着予定でしたが、1.8km歩き24分程で到着。
まぁ、お天気も良く海も見えて気持ちよかったので、結果オーライ。

走水神社から神奈川県道209号を10分程南下すると、まず観音崎公園の入口が見えてきました。

観音崎公園入口

この入口入ってすぐ右手には、横須賀美術館。
実はこの場所、よこすか満喫きっぷのデジタルスタンプラリーのポイントでもあります。

横須賀美術館

横須賀市の市制100周年を記念し、2007年4月28日に開館した美術館。
YouTube開設や、所蔵作品の解説を楽しめるアプリ、あつまれどうぶつの森で横須賀美術館の作品を置けるなど、現代科学を取り入れた仕掛けも沢山!

観音崎公園入口

また、こちらの観音崎公園も、走水神社と同様に横須賀風物百選のひとつ。
海岸からの景色もとても綺麗。

観音崎ビーチ

特に冬は人がいないので、自分だけの景色をじっくり堪能できる♡

東京湾

何気に綺麗な東京湾の海水、底まで澄んでます。
そんな海岸線をしばらく歩いて行くと、灯台が見えた。

観音崎ビーチ

あれだ!
意外に遠いし、山の上?(^_^;)
ちなみに、あの頂上に向かう道の途中には市内最古の大きく長い観音崎トンネルを通ります。
(そのトンネルとは別に観音崎公園内にあるトンネルは心霊スポットとしても有名らしい。)
トンネルって長いと昼間でも暗くて、心霊スポットじゃなくても怖いよね。(ビビりな棗さん)

観音崎砲台群と三浦層群池子層

観音崎トンネルを越えてすぐ、二手に別れた山の上に上がる道がある。
私は右の道へ進みましたが、こちらのルートには北門第一砲台跡があります。

観音崎砲台・北門第一砲台跡

これですら、私には怖いの。(^_^;)
昔、広島の大久野島(うさぎ島)の毒ガス貯蔵庫跡に行った時は、うさぎさんが沢山いたので怖くなかったけど、ここは人の気配が一切なく怖い。
上に登ると色々細かく見れるらしいけど、スルー。

ちなみに道は整備されているものの、この先もまだまだ続き普通に山登りの感じ。
また、どこを歩いてるのか方向音痴の私はとても不安でしたが、こんな看板ありました。

今どこ?マップ

迷う人、いるんでしょうね。(汗)
緊急連絡時は現在地番号を伝えるとのことですが、現在他はC。
そして、観音崎灯台に着く一歩手前で人ひとり分の細い道を通りますが、ここが凄い!
本物の地層。

三浦層群池子層

綺麗な断面にクッキリと浮かび上がるシマシマ。
道の下(地面の中)に沈んでいる様子が、さらに地面感(?)を強める。
三浦層群池子層」といい、なんと“約400万年前の海底で作られた作られた地層”とのこと!(驚愕)

三浦層群池子層

この距離感で地層に囲まれるとなんとも不思議な感覚。
私が歩いてる道は“今の道”だけど、壁には400万年の時を刻んだシマシマで、その数センチの縞ごとに何百年って歴史がある。
それに挟まれてる自分って…すんごく不思議ですよね!
そして、道を抜ければタイムスリップをしたかの様な広い海に出ます。

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日本初の洋式灯台

三浦層群池子層を通り抜けると、目の前に海が広がります。
いつのまにか、さっき下から見上げていたあの頂上に辿り着いた。
看板を読んでみると…

観音崎灯台案内板

観音崎灯台は明治2年1月1日に、日本最初の洋式灯台として光を発したと書かれています。
ここでフト気になる!
私が知ってる灯台=この形で、つまり全て洋式灯台。

観音崎灯台

逆に、和式灯台ってあるの?!
で、調べたところ同じく横須賀の浦賀に、和式灯台と言われる「燈明堂」の復元がありました。
これは、元々は火を燃やす「篝火」からきており、石積みの台の上に小屋を建てその中で火を燃やし続ける仕組み。
外観は、川越の時の鐘の様なやぐらのような形で上部屋が光るが、なんと7.2km先から見えたそう。

観音崎灯台

確かに海から何もない山の上の火はよく見えそうですが、やっぱり洋式の光には敵わない。

ちなみに、観音崎灯台はよくある観光スポット的な灯台に比べると小さい。
それでも、“日本初”とか“日本最古”とか言われると、なんだか大きく偉大な感じしますよね。(^^)

観音崎灯台チケット&シール

入口で入館料大人300円を払う際、よこすか満喫きっぷを見せれば特典でオリジナルステッカーが頂けますよ〜!(*´꒳`*)

航海に必要なもの

観音崎灯台の周りに、少ないけど展示物があったので観察。

日晷儀台&霧信号吹鳴器

●写真左:霧信号吹鳴器(きりしんごうけいおんき)…霧や雪で視界など視界が悪い時に音を発する機械。
●写真右:日晷儀台(にっきぎだい)…太陽の動きを利用した日時計。雨や曇り、夜は使えませんね。(^_^;)

観音崎灯台の灯ろう

●写真右:灯ろう…電球を風雨から守る
灯ろうも、灯台も間近で見ても意外に小さいのに、これで暗い海の道標を担っている小さな力持ち!

また、入口横には小さな資料室があるが、今回はスルー。m(_ _)m
時間が押してたのですぐに灯台を登しました。

人がギリギリすれ違える程の狭く細長い階段を延々にぐるぐる、目が回るのでご注意!

灯台内の階段

最上階には大きな…多分灯ろうとか光る部分のナニカ。(笑)

灯台内部

外に出ると海が見渡せます!
でも、そんなに高くないので灯台の下の展望台から見た景色とあまり変わらないかも?

灯台からの景色

全国登れる灯台16基中のひとつ

私の中で、灯台=登れるものという認識でしたが、実は灯台は全国に約3000基もあるのに、その中で登れるのはわずか16基とのこと。∑(゚Д゚)

以前行った千葉南房総の野島崎灯台もその16基中のひとつ。
ちなみに野島崎灯台は日本で2番目に点灯した灯台なので、今回の観音崎灯台と合わせて1番2番を抑えました!(^-^)v

観音崎灯台

観音崎という神秘的な地名の由来は、奈良時代の僧が船の安全のため、十一面観音を現在の観音崎公園内の海蝕洞穴(観音埼灯台近くの園路沿い)に納めたことが由来とのこと。

観音崎灯台
神奈川県横須賀市鴨居4丁目1187
観音崎バス停から徒歩10分
046-841-0311
平日:9:00〜16:30(10〜2月〜16:00迄)
土日祝:8:30〜17:00(10〜2月〜16:00迄)
大人300円
公式サイト

辿り着くまでに時間がかかる&帰りのバスの時間の関係で、灯台自体の見学はわずか7分で終了。(汗)

観音崎灯台、結構なおてまえでした★

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なつめいちご
  • なつめいちご
  • 姓は棗(なつめ)名は一期(いちご)。
    ななつの目(①視覚②聴覚③嗅覚④味覚⑤触覚⑥直感⑦閃き)で、
    一期一会を楽しみながら、旅を楽しむ!
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