数年前のお話ですが、とっても気持ちの良い宿泊だった思い出ホテルがあります。
以前ブログにも書いた天城湯ヶ島温泉と同じグループホテル、リブマックスリゾート。
大きな特徴は、客室露天風呂がある部屋も格安で泊まれるところですが、その魅力を知るきっかけとなったのが今回書くリブマックスリゾート伊東川奈でした。
いざ、おてなみ拝見！

小高い丘の上の、格安リゾートホテル

全国展開しているビジネスホテルリブマックスの、ワンランク高いホテル。
プールやエステがあるホテルもあり、ビジネスよりレジャー用に家族やカップルでの利用が多いイメージ。
しかしワンランク上といっても、こちらのリブマックスリゾート伊東川奈は朝夕付きで1人5000円という格安プラン（部屋にお風呂はなし）があったのです！

格安なのに駐車場までお出迎えとか、サービスもバッチリでした。

さらに伊東川奈の特徴は、1つの大きな建物ではなく宿泊部屋はフロントの建物を通り過ぎた先、一部屋ごとに独立のコテージ風。

少し外を歩いて天気の良い日なら相模湾を眺めるのをお勧めします。

自然いっぱい、リゾート感満載♡

大浴場の温泉（源泉名：対島温泉）

当日チェックイン時に「装置の調子が悪くて大浴場の温泉の加熱が止まっている」との報告がありました。
今のうちならまだお湯が温かいから入れるけど、復旧の見通しははっきりとはわからないとの事。
「え〜温泉に来たのに〜(　ﾟдﾟ)」と、一瞬テンションが下がったのですが…
速攻入っておこうと、大浴場がある敷地内の中段あたりの建物に向かう。
入口には自販機があります。

ドアを開けて中に入ると、突然階段。
貸切風呂もあるんですね。（この後記載しますが、ある理由により今回は利用しませんでした）

ほんのり薄暗く落ちた後雰囲気の脱衣所。

長方形の大浴場。
天井が高いので開放感があります。

お湯もまだしっかりと温かい。
露天も気持ちが良かったです。

こちらの温泉の源泉名は対島温泉(対島22号)で、泉質はカルシウム・ナトリウム、硫酸塩・塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)とのことですが、ナトリウム・カルシウムといえば…
先日書いた大金温泉と同じ？
でもお湯の見た目が全然違う。
何かしら他の成分が違うのでしょうが、温泉は奥が深い。

しかしこの大浴場、最初の一回しか入りませんでした。
温泉の加熱装置もこの後すぐに復旧したのに…
その理由は、この宿泊時に棗さんの得意技「損して得を得る（実際は何一つ損をしていない）」が発動したためである。

思いがけない、客室半露天風呂

実はこの日予約していたのは、1人5000円の一番安い部屋。
必要最低限の作務衣やお茶がある8畳和室でしたが、夕食後に部屋に戻ったらトラブル（詳細割愛）発生。
ホテルの方に連絡をしたところ、別の部屋に移動するよう案内されました。
終始「申し訳ありません」と謝罪されるもこれが後に、なんだか逆に申し訳ない気持ちになるのでした。
…というのも、
2部屋＋シャワー室や広いトイレ、洗面台がある？！

リビングには大きな壁掛けテレビ。
ベッドルームにも壁掛けテレビと、大きなベッド。

先程は作務衣だったのに、セレブがお風呂あがりに羽織ったまま寝るというガウン。

トドメの、客室半露天風呂ー！
（もちろん温泉）

チェックアウト時にも支配人さんが挨拶に来てくれて、スタッフ皆さん最後まで「申し訳ありませんでした」って。
さらに、別注したビールをサービスしてくれ、お土産アメニティもくれて、めちゃくちゃ安い部屋の料金でコスパぶち破りのサービス周回追い越しで、本当申し訳ない三昧！（汗）
トラブル対応の素早さと素晴らしさのお陰で素敵な旅に上書きされました。
それ以降、客室露天風呂に泊まるならリブマックスリゾートになったのはいうまでもありません！

ちなみに、おそらく3倍近くする価格の部屋にグレードアップでした。
それでもリブマックリゾートって2食付きで1人1万〜1万5千円で客室に半露天風呂がついた部屋に泊まれちゃうんですよ！

口コミは鵜呑み厳禁、食事内容

じゃらんでリブマックスリゾート伊東川奈を予約した時、口コミ見たら「夕食の評価は種類が少ない」とあまり良いことが書かれていなかったので期待していませんでしたが、個人的にはいい意味で裏切られました！
時間になったら食堂のある建物に向かいます。

大きなロビーにUFOキャッチャーがありますが、リブマックス系列ってどこでもこのタイプを見ます。
キャッチするのは商品ではなくくじ引き。
沢山のとってもハズレばかりだったり、少しでも運良く当たりだったり。
2段階でワクワクするくじ引きキャッチャー。

大金注ぎ込んで当てた4等のディズニーのお箸は今も使っています。
ギャンブラー気質なのではなく、お部屋グレードアップしてくれたホテルへの還元！（笑）

次は本題の食事は朝夕バイキングですが、どんな感じかな？

夕食バイキング詳細

量が少ないと言う口コミもあったが、メニュー数は多く出ている量が少ないだけ。
ホテルの方は手間だと思いますが、常に出来立てを補充をしてくれて、ずっと気持ちよく食べられました。

サラダはフライドオニオンやトッピングもあるしシーチキンにサラダチキン、玉ねぎマリネと細かい拘り。

そしてこの時のメインだったのが…ステーキ。

これが口コミで酷評でしたが、大々的にステーキフェアと載っていたのでライブキッチンで熱々大きなステーキが出るのを想像していた人が多かったのかも？

海鮮は甘エビやマグロのお刺身、ミニ海鮮丼（ネタは大きい）があったので大満足。

松茸ご飯や天ぷらには花椒塩でさっぱりいただく。

個人的にお気に入りはおうどん。
もちろんやっちゃうよね。湯切り職人ごっこ。

ささっと湯切りをしたうどんに、とろろ、海苔、ごま、人参トッピング。
へい、お待ち！

少しずつ色々食べたいタイプの人でも満足。

もちろんデザートもあります。
チョコレートファウンテン。

アイスはちゃんと果肉入ってるし、チョコや抹茶も濃厚。

ビールなどアルコールはついてないので別注になりますが、個人的には満足の夕食内容でした。

朝食バイキング詳細

翌朝も同じ場所でバイキング。

夕食に引き続き、大好きなサラダ！
卵料理やウインナー、煮物など定番の朝食メニューと思いきや、意外と朝からガッツリ揚げ物も数種類ある。

パンの種類もそこそこあります。

最近のホテルの朝食バイキングのパンって…どこも種類が増えたと言うかクロワッサンや菓子パン主流で嬉しい。
某温泉グループホテルとか、客層が年齢高めのところだと食パン半切れしかない所が多いので、デニッシュ出てくるとテンション上がります。

そんな洋風主食を選べつつも、この日飲み物は和の味噌汁をチョイス。

カレー、コーンポタージュ、味噌汁があり、いつもならコンポタを選ぶのですが…
なんと、こちらでは海老の頭入り味噌汁〜
海老出汁、大好きなんです。(*´꒳`*)
普段朝食は食べないことが多いけど、ホテル宿泊だと朝からモリモリ健康的に食べます！

小さな喜びですが…クリームコロッケにタルタルソースあります。
調味料への小さな気遣い＝大きな満足。

リブマックスリゾート伊東川奈の詳細

ホテル自体は海岸から少し離れた小高い丘の上という感じですが、車で10分もすればこんな綺麗な海岸。
遠くに見える大島が綺麗でした。

リブマックスリゾート伊東川奈
静岡県伊東市富戸三野原1301
TEL:0557-33-1616
チェックイン：15:00
チェックアウト：11:00
大浴場：6:00〜11:00、15：00〜24:00
貸切風呂 60分2,000円
駐車場36台無料　※先着順
電車伊豆急行線「富戸」駅から車で約5分
公式サイト

リブマックスリゾート伊東川奈、トラブルも満足に変えるそのサービス大変結構なおてまえでした★